Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

Wk 5

2007-02-04 | Japan
Monday, Jan.29, 2007
*「地域環境管理論」の講義(最終回):地域環境の管理と環境プランニングをテーマに環境管理の体制、総合計画と環境管理計画、イギリスの環境プランニングについて解説。
*「環境デザイン実習I」(最終回):前半担当のタカサキ講師もクリティックに迎え公開発表会・講評会。受講生全員による投票による上位7位までの発表と教員推薦による4名の発表、計11名の発表・講評および全体講評。終了後スタジオで軽い打ち上げ。

Tuesday, Jan.30, 2007
*学部生および院生の卒論・修論要旨のチェック
*千葉大学園芸学部改組に伴い『履修要項』のJABEE関連頁を修正
*平成19年度日本造園学会全国大会分科会の企画

Wednesday, Jan.31, 2007
*学部生および院生の卒論・修論発表要旨のチェック
*「環境デザイン実習V」の発表会・講評会:私を含む5人の教員別に設定された課題の合同発表・講評会。各教員の課題テーマは、外環道路予定地の再生計画、流山新川耕地自然活用型土地利用ゾーンの計画(木下が担当)、千葉大学園芸学部松戸キャンパスの再生計画、中国北京自動車博物館のランドスケープデザイン、奥多摩ネイチャートレイルのデザイン提案。
*平成19年度日本造園学会全国大会分科会企画申込み
*日本造園学会ランドスケープ技術研究委員会編「公共造園空間の保全・整備における設計・施工・管理-その連携と空間評価-」提言脱稿。3年越し。
*千葉大学園芸学部改組に伴う『履修要項』のJABEE関連頁の修正。

Thursday, Feb.1, 2007 はや2月に突入!
*千葉大学園芸学部改組に伴う『履修要項』のJABEE関連頁の修正原稿提出
*院生の修論要旨のチェック
*大学時代の同窓のS氏が偶然に研究室を訪問。しばし歓談。
*H先生から頼まれ事
株式会社小田急ランドフローラ社の新卒採用説明会のアテンド

Friday, Feb.2, 2007
終日、平成18年度日本造園学会分科会(アーバニズムとどう向き合うか? その4 人口減少社会におけるランドスケープのデザイン)の報告原稿の作成に追われる。明日の企画委員会の資料も作成しなければならない。時間がない。

Saturday, Feb.3, 2007
*日本造園学会企画委員会:時間を間違えて遅刻。造園専門教育の適格認定制度の在り方について議論するミニフォーラム(5月の全国大会で開催予定)の企画書を提出。

どうも(造園、特に公共造園)業界の方々というのは学界や大学(教育)に対して不平不満をお持ちのようで、いきおい学会の委員会の場というのがそのはけ口となることがある(これは以前このブログでも書いたように、経団連が日本の教育界に抱く不平不満、という構図のまさに縮小版と言える)。でもそういう場を提供することも学会の大事な役割なのでそれはそれでよい。私もそのことは真摯に受け止めている。しかし、例えば、「いま中国なんかで仕事をすると、建築ファサードのデザインなんかも造園家に依頼されて困るんだよねぇ。日本の大学教育はこういう時代の新しい要求に全く対応できていないよねぇ。」なんて言われると、正直なところ???である。そんなことはあなた方の勉強不足であって、大学教育に責任を押しつけられても困る。

言われたから言い返すけれど、日本のいわゆる公共造園業界の不振は、自らがマーケティングの努力を怠ってきたことが主因である。彼らの仕事は自らが獲得したものではなく、役所の予算獲得の努力の結果である。この意味で私は主に民間を相手にしてきた造園業者や企業が、少なくとも「クライアント」を獲得し続けてきた努力を高く評価したい。。。さて、とは言え、大学もやるべきことが山積みなのは間違いない。ただ、大学の教育システムというのは社会の新しいニーズに応えることもおそらく重要なことではあるが、だからと言って時代に合わせてコロコロ変えてしまうのもまたいかがなものかと思う。教育内容として、長期持続する部分と中~短期的持続する内容をしっかりと見極めて社会のニーズに応えていきたい。

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1 コメント

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久しぶりです (是松 紀子)
2007-02-23 19:54:59
ふとパソコンで見させてもらいました。相変わらず頑張ってますね 私もまだ頑張ってますよ これからも楽しみに見させてもらいます。アドレス変わったのですか?良かったら教えてくださいませ。お互い頑張りましょう!
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