Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

22nd week

2008-06-05 | Japan
Monday, 26 May 2008 日本造園学会全国大会@北海道
日本造園学会全国大会分科会「アーバニズムとどう向き合うか? その6:ポスト・インダストリアル・ランドスケープの再生」を主催しました。造園学会北海道支部長の小林昭裕先生(専修大学)に無理矢理お願いして「空知における旧産炭地域資源を活用した地域社会の再生とランドスケープ」について話題提供いただきました。共同企画者の高橋靖一郎さん(株式会社LPD)には、「地域再生とランドスケープデザイン」について、ボクは「ポスト・インダストリアル・ランドスケープの再生」と題して、イギリスにおけるコミュニティ・フォレストの取り組みについてご紹介させていただきました。

分科会終了後の午後、高橋さんと小生をなんと小林先生が直々に自家用車で空知の炭鉱遺産をご案内してくださいました。感謝感激、狂喜乱舞、恐縮至極です。美唄の旧三菱炭鉱町(旧東明駅舎、三菱美唄記念館、旧沼東中学校体育館[現在スキー場レストハウス]、炭鉱メモリアル森林公園[竪抗櫓、原炭ポケット、開閉所など]、アルテピアッツァ美唄[旧栄小学校]など)、三笠の旧住友炭鉱町(奔別炭鉱竪杭櫓、炭鉱住宅、幌内炭鉱景観公園など)を見学させていただきました。こ、これは、なんと申しあげたらよいやら、いやはや、みなさん、必見でございますぞ。我々だけで見ているのがじつにもったいなかったです。これだけの産業遺産が大方の人々や観光客の目にほとんど触れることなく眠っているとは、なんともったいないハナシではありませんか。詳しくは下記URL。この日撮った写真は近日中にアップします。


旧三菱美唄炭鉱跡


アルテピアッツァ美唄


旧住友奔別炭鉱跡


幌内炭鉱景観公園

アルテピアッツァ美唄
三笠市幌内における炭鉱遺産の保全活動
びばい・炭鉱の記憶再生塾
そらち・炭鉱の記憶の旅
そらち 産業遺産と観光

Thursday, 29 May 2008
*JABEE審査対象普遍科目の調査への回答。例によって(←どんな例だよ)締切を大幅に過ぎての提出で失礼いたしました。
*造園学会関東支部主催第1回造園遺産見学会(横浜公園)の記録シートの作成。その他、今夕の作業部会用資料の準備。
*夕方、造園学会関東支部造園遺産インベントリーづくり作業部会(第2回)のため渋谷の学会事務局へ。全国大会が終わったばかりで事務局は騒然としていた。事務局員のSさんもお忙しそう。第1回造園遺産見学会(横浜公園、日本大通り、山下公園)の反省、第2回(玉堂美術館庭園ほか)及び第3回目以降の見学会の企画、今後の造園遺産インベントリーづくりの進め方などについて。

Friday, 30 May 2008
*明後日に予定されている早稲田大学芸術学校都市デザイン科授業「公園緑地計画」の見学会用資料の準備。今年の目的地は、騒音問題でゆれた西東京市いこいの森公園をメインに、東大田無農場、住友重機公開緑地、ひばりヶ丘団地などを予定。
*東京都荒川区から「みどりの基本計画策定委員会の委員就任について」の依頼状が届く。あわせてお願いしておいた平成2年3月策定の「荒川区みどりの基本計画:こころのかようみどりづくり」のコピーも送られてきた。今回の作業はこの旧計画の見直しという位置づけである。旧計画の策定委員会委員長は平野侃三先生(当時、東農大)で、委員に輿水先生(明大)、蓑茂先生(当時、東農大)、山本紀久氏(当時、造コン理事)、桜井栄一氏・中島宏氏(当時、東京都)といったお歴々のお名前が並ぶ。今回の委員長は鈴木誠先生(東農大)、委員に一ノ瀬俊明氏(国環研)、その他。身の引き締まる思いである。
*造園学会関東支部活動関連の諸連絡。

Saturday, 31 May 2008
3週間(妻子は2週間)ぶりに笠間へ。詳しくは別途。

Sunday, 1 June 2008
午前中は笠間で畑仕事(詳しくは別途)。午後は早稲田大学芸術学校の授業「公園緑地計画」の見学会で西東京市へ。吉田講師(プレイスメディア)、学生さんらと、ひばりヶ丘団地/ひばりヶ丘パークヒルズ、西東京市いこいの森公園再訪)、谷戸せせらぎ公園、グリーンプラザひばりヶ丘南等を踏査後、田無駅前で意見交換会兼食事をして解散。予定していた東大田無農場は週日のみ開放、住友重機公開緑地は工事のため閉鎖中で見学できなかった。