財団法人公園緑地管理財団から『国営公園 管理の概要』というアニュアルペーパーが届いた。全国の計16箇所の国営公園の利用状況、管理実態について報告した総頁数412頁の膨大なレポートである。その他にも、公園(国営に限らず)での様々な文化的取り組みについて最新情報をとりまとめた「公園文化」という小冊子の春号と昨年の秋号が同封されていた。こういう資料というのは記録資料として非常に重要であると僕は思っている。僕の研究分野だからということも多分にあるかもしれないが、文書化、文字化を怠る輩というのを僕は基本的に信用しないことにしている。
で、そういうヤツに限って、「そんな誰も見ないレポートづくりなんて税金の無駄遣いだ!」なんてことを軽々しく口走ってみたりするものだ。結構!! そんな意見は何ら気にすることはない。見ないヤツのほうがわるいのだ。ただ、「見ない」のか「見れない」のか、あるいは「見にくい」のかは厳密に区別してかかる必要があるだろう。おそらく、日本の場合は後者の「見れない」「見にくい」ことが多いのだろう。せっかくつくっても誰も「見れない」んじゃ、確かに税金の無駄使いだ。
行政関連資料等へのパブリック・アクセスという点では確かにまだまだ日本は改善が必要だと思う。せっかくの資料が死蔵されている。公開することによって、それに足るレベル(これは質の高い業務実績ということだけではなく、公正な業務履行という点からも重要)の資料をつくろうとすることの意義のほうがむしろ大きいと思う。お恥ずかしいハナシだが、僕のこのブログだって、何故事細かにパーソナルなことまで書いているかと言えば、税金を使ってお仕事をさせていただいていることへの、僕のささやかなる気持ちの表れなのである。
で、そういうヤツに限って、「そんな誰も見ないレポートづくりなんて税金の無駄遣いだ!」なんてことを軽々しく口走ってみたりするものだ。結構!! そんな意見は何ら気にすることはない。見ないヤツのほうがわるいのだ。ただ、「見ない」のか「見れない」のか、あるいは「見にくい」のかは厳密に区別してかかる必要があるだろう。おそらく、日本の場合は後者の「見れない」「見にくい」ことが多いのだろう。せっかくつくっても誰も「見れない」んじゃ、確かに税金の無駄使いだ。
行政関連資料等へのパブリック・アクセスという点では確かにまだまだ日本は改善が必要だと思う。せっかくの資料が死蔵されている。公開することによって、それに足るレベル(これは質の高い業務実績ということだけではなく、公正な業務履行という点からも重要)の資料をつくろうとすることの意義のほうがむしろ大きいと思う。お恥ずかしいハナシだが、僕のこのブログだって、何故事細かにパーソナルなことまで書いているかと言えば、税金を使ってお仕事をさせていただいていることへの、僕のささやかなる気持ちの表れなのである。