昨日投票が行われた、統一地方選挙第二ラウンドにおいて国民は、第一ラウンド同様「復興へ向かう今、総理を変えるべきではない」との重い空気が支配する中にも関わらず、菅政権に「ノー!」を突き付けました。
今週から、民主党内でも、菅総理辞任を求める動きが活発化してくるのではないでしょうか。
話しは変わりますが、先週の金曜日に衆議院で採択された「日独交流150周年にあたり日独友好関係の増進に関する決議」は自民党として党議拘束をかけませんでした。
つまり党として賛否を決めない、自由投票という事です。
異例の対応といえるでしょう。
それだけ党内の反対が強かったという事です。
私は、いわゆるお祝いの決議とはいえ、決議案に賛成出来ませんので棄権しました。問題となったのは次の箇所です。
「両国は・・・1940年に日独伊三国同盟を結び同盟国となった。その後、各国と戦争状態に入り、多大な迷惑をかけるにいたり・・・」
まず史実として間違っています。
ドイツは1939年にポーランドに侵攻しています。1940年ではありません。
そして何より先の大戦において日本とナチスドイツを同列扱うべきではありません。交戦に至る経緯も意図も違います。
ユダヤ人虐殺等のホローコストを行ったナチスドイツの歴史と我が国の歴史を同一視することは明らかに間違いです。
またこの度の大震災におけるドイツの支援に対する感謝の言葉も入っていません。
この様なずさんな決議が採択された事は残念でなりません。
民主党は東日本大震災のドサクサに紛れて
反日、親韓親中の決議をしていないでしょうか?
この大災害の復興を第一に考えているからこそ
しっかりとした、国家観、誇りある日本人としての自覚をもつべきです。
「多大な迷惑をかけた・・・」って
戦争ですから当然です。
私達日本も旧ソ連やアメリカ、中国に多大な迷惑をかけられました。
でもそれが戦争です。
虐殺でない限り、いまさら謝罪する必要はありません。
(アメリカやソ連には謝罪してもらいたいぐらいですが・・・)
自虐史観はもう捨てるべきです。
今こそ未来に向って進む時です。
国内では、日本人同士では謙遜も必要でしょう。
しかし、外交にはそんな物は必要ありません。
却って隙に付け込まれます。
死ぬか生きるか、食うか食われるかです。
平和ボケでお人好しの外交はもうやめてもらいたいです。