蓮舫氏「矛盾だらけ」と菅首相追及任命拒否問題
2020/11/05 14:48
菅義偉首相(71)は5日の参院予算委員会で、日本学術会議会員の任命拒否問題について、立憲民主党の蓮舫氏(52)から厳しい追及を受けた。
首相は会員任命拒否の経緯をあらためて問われ、9月16日に首相就任し、その後、杉田和博官房副長官を通じて会議への懸念を内閣府に伝え、内閣府は24日に候補6人を除外した99人の決裁案を起案。28日に決裁したと説明した。
首相は前日4日の衆院予算委員会の答弁では、杉田氏から候補6人の除外を「最終的に(案が)上がってくる段階で聞いた」と明言した。杉田氏にいつ懸念を伝えたか聞かれると「官房長官当時から懸念を伝えていた。9月16日の総理大臣就任後、あらためて(杉田)副長官に懸念を伝えた。(決裁案起案の)24日の前だと思います。22日か23日だと思います」などと説明。杉田氏から6人の除外についての相談があったか聞かれると「相談があり、私からそれで、という判断をした」と認めた。
蓮舫氏は「事務方が6人を勝手に外すことはできないはず」と6人を除外した法的根拠を求めると、首相は「懸念を伝えたことを踏まえ、調整したということ。任命権者はあくまでも総理大臣です」と説明した。
蓮舫氏は「矛盾だらけだ」と批判。6人の除外にかかわる杉田氏と内閣府のやりとりを含めた決裁案が起案されるまでの過程を記した公文書提出を求めたが、加藤勝信官房長官(64)は「杉田官房副長官と内閣府のやりとりは残している」と公文書の存在を認めた上で「人事に関する記録であり、公平かつ円滑な人事に差し支える」などとして、公表を拒否した。
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今国会も相変わらずの政権批判ばかりです。
森友問題に加計学園問題、そして桜を見る会。
菅内閣でやっと正常な国会が戻るかと思ったら今度は日本学術会議。
日本にとって大事な事は後回しで、如何に総理を失脚できるか、そればかり。
うんざりします。
思えば10か月前の通常国会。
武漢コロナの対応策を議論するかと思ったら、おまけの様な扱いでした。
桜を見る会の追及で武漢コロナはついでに言っておこうか、みたいな感じでした。
今度は学術会議で菅総理を追求すれば、野党が見直され存在感も増すと思っているのでしょうか。
ネットでの情報を得る人たちは学術会議の共産党系が幅を利かせている事を知っています。
学術会議で政権批判をすればする程、野党の浅はかさが露呈するのにそれも分からない様です。
とにかく野党の礼儀知らずにも呆れます。
総理に向かって「あなた」はないでしょ。
総理とか菅さんとか呼べないのでしょうか。
辻元清美の質疑にも腹立たしいですが、蓮舫の物言いにも腹が立ちます。
どこか見下しているような言い方、高慢な性格がよく出ています。
蓮舫氏は与党の時に事業仕分けで「2位じゃダメなんですか」と言って悉く予算を切りました。
事業仕分けの失敗が近年の自然災害で露呈しています。
あの事業仕分けで学術会議は仕分け対象にならなかったのか、
なったならどう仕分けしたのかを説明してもらいたいです。
論理的に追い込もうと時系列を質し、総理を追求した蓮舫氏ですが、
そもそも総理が会員全員の業績や思想を見るわけないです。
それは秘書なり官房副長官なり、官房長官が目を通し、最終的に決定するのは総理という事です。
それを根掘り葉掘り細かい事まで質問するのは愚の骨頂というもの。
野党の役割は国会を混乱させる事なのですか。
そして究極の目的は政権交代ですか。
奇跡が起こって、その目的を果たしたとしても政権担当能力もなく、
右往左往するのが目に見えています。
本気で政権交代を望むなら、目の前に迫っている国難に立ち向かう姿勢を示すべきです。
どれだけ真剣に国益を考えているかを示してこそ国民から信頼されます。
今国会の質疑を見ても、当分政権交代はなさそうです。
また野党の存在意義が何かを理解していません。
またもや時間と国会運営経費が無駄になるかと思うとやりきれないです。