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【荒木和博】「親世代は横田早紀江さん1人」のもう一つの危険性 (R7.3.7 デジタルリマスター・字幕付き版)

2025-07-07 15:14:46 | 動画

「親世代は横田早紀江さん1人」のもう一つの危険性 (R7.3.7 デジタルリマスター・字幕付き版)

(企画家の藍渕邪子さんによるデジタルリマスター・字幕付き版です) 令和7年3月7日金曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1778号。有本明弘さんが亡くなって「残る親世代は横田早紀江さんだけ」とよく言われています。そうではないという話は前にもしましたが、この言い方にはもう一つの落とし穴があります。

※藍渕邪子さん。企画家? 誰? 拉致問題に関わってきた方? 

字幕付きは有難いですが、ちょっと気になります。

「親世代が元気なうちに被害者全員を取り戻す」

よく聞きます。

この表現に疑問を持っている荒木さん。

そうです。

親世代って誰の事?

 

報道ではこの言葉を何度も使っています。

親世代で元気なのは有本嘉代子さん、有本明弘さん、横田滋さん横田早紀江さんの4人だったのが、

次々お亡くなりになり、今年2月に有本明弘さんが亡くなり、

親世代で健在なのは横田早紀江さんただ一人だと。

 

NHKは次のように報じていました。

有本明弘さん死去 96歳 北朝鮮に拉致された有本恵子さんの父 | NHK

政府が認定している拉致被害者のうち、安否がわかっていない12人の親で、子どもとの再会を果たせずに亡くなった人は、2002年の日朝首脳会談以降だけでも明弘さんで9人になります。

このうち▼市川修一さんの父親の平さんは99歳まで、▼松木薫さんの母親のスナヨさんは92歳まで、子どもの帰りを待ち続けましたが、その願いはかないませんでした。

また▼2020年2月には、有本恵子さんの母親の嘉代子さんが94歳で▼同じ年の6月には横田めぐみさんの父親の滋さんが87歳で亡くなるなど、家族が高齢化する中、肉親との再会を果たせないまま他界する親が相次いでいます。

健在な親は、横田めぐみさんの母、早紀江さん1人になりました。

一応、冒頭に「政府が認定している」と表記しているものの、最後の締めくくりが

「健全な親は早紀江さん1人」としているので誤解してしまいます。

 

このニュースを聞いた特定失踪者の健在な親御さんたちはどう思うでしょう。

あまりにも配慮に欠けています。

どの親御さんも一縷の望みを持って、我が子に会える日を待ち望んでいます。

 

拉致国民大集会、親世代で唯一存命の早紀江さん「めぐみにお帰りといえるまでがんばる」

記事には「親世代の家族会メンバーで存命なのは、早紀江さんだけになった。」

と一応「家族会メンバー」と書いていますが、やはりタイトルで印象が変わってきます。

これも家族会が積極的に活動している事や、

「横田めぐみ」さんが中学生で拉致された事もあり、拉致問題の象徴とも言える事も関係しているのでしょう。

とはいえ、拉致被害者は皆  日本国民です。

そして拉致被害者の親御さん全員がお亡くなりになっても、多くの被害者が生存しています。

政府には日本国民を守る義務があり、他国に拉致された国民を助ける義務がありますが、

その義務感が希薄です。

 

口では拉致被害者救出と言いながら、政府認定以外の被害者の存在を忘れていないのか、と

声を大にして訴えたいです。

また拉致問題は選挙の争点にならないからと、候補者はあまり拉致問題に触れません。

つまり訴えても票にならない、だから街頭演説でも拉致被害者救出を訴えない、

そして政府も同様の考えではないかと思ってしまいます。

 

拉致問題担当大臣がいつの頃からか、官房長官兼務になっています。

なぜ独立した省庁にしないのか、

独立した省庁にし、官僚を配して国内外で積極的に活動して欲しいですが、そうはなっていません。

それだけ拉致問題解決は国にとって重要視していない証拠ではないでしょうか。

 

政権が変わる毎に総理は「拉致問題解決は政府の最重要課題だ」と述べていますが、

最重要課題として何をしたのか、それによってどう変わり、どう解決に近付いたのか・・・・

 

拉致問題に政府としてどんな活動をしているのか見えてきません。

拉致問題は「片手間」であり言うだけの「言うだけ番長」なのではと思ってしまいます。

 

ただ、表立って活動している被害者家族は「家族会」と「救う会」だけなので、

「横田早紀江さんだけ」の表現は致し方ないのかもわかりません。

石破総理大臣は、3団体(拉致議連、家族会、救う会)から米国訪問の報告を受けました。(5月22日(木))|ニュース|北朝鮮による日本人拉致問題

特に特定失踪調査会で名前が挙がっている被害者の多くは確たる証拠がないという事情もあるでしょう。

とはいえ荒木さんも積極的に活動できないのかと思ったりしますし、

都道府県の警察署は「拉致の可能性を排除できない方」として名前を表示していますから、

各自治体はもう少し拉致問題について積極的に考えて欲しいです。

 

大きな力になるのは報道です、マスコミです。

蓮池薫さんらの帰国は2週間程度の滞在後、北朝鮮に帰ると言われていましたが、

マスコミの大々的な報道や家族や友人の説得などで日本に留まると決めた経緯があります。

それだけマスコミの報道の影響も大きかったです。

 

それより何より北朝鮮は日本政府の動き、日本の世論の情勢を掴んでいる筈です。

朝鮮総連、そして各地に散らばっているスパイのような活動をしている人達により、

逐一北朝鮮に報告されているでしょう。

その様な事情を鑑みても世論の力、そしてマスコミの力に大いに期待したいです。

 

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