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気になる事  blueのためいき

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高裁でもサッカーボールを蹴った小学生に賠償命令  

2012-06-08 10:20:25 | つぶやき

ボールよけ転倒事故、高裁も小学生側に賠償命令 大阪(朝日新聞) - goo ニュース

 校庭から蹴り出されたサッカーボールをよけようとしたバイクの転倒事故で、球を蹴った当時小学5年生の男性(20)に過失があったかが争われた訴訟の控訴審判決が7日、大阪高裁であった。岩田好二裁判長は「球が飛び出さないよう注意する義務があった」と一審・大阪地裁判決と同様に過失を認定。男性の両親に、約1100万円を被害者側に支払うよう命じた。

 事故は2004年2月、愛媛県今治市の公立小学校わきの道路で発生。校庭でゴールに向けて蹴った球が、高さ1メートル余りの門扉を越えて道路へ転がり出た。バイクを運転していた80代男性がよけようとして転倒し、足を骨折。直後に認知症の症状が出始め、約1年半後に食べ物が誤って気管に入って起きる誤嚥(ごえん)性肺炎で死亡し、遺族が約5千万円の賠償を求めていた。

 岩田裁判長は昨年6月の一審判決同様、ゴールの後ろに門扉がある位置関係などから、「球が道路に飛び出て、事故が起こると予想できたのに漫然と蹴った」と過失を認定。バイクの男性は事故による突然の入院で認知症が進み、脳の機能が低下したとして、事故と死亡の因果関係も認めた。


サッカーボールがゴールから逸れないように注意して蹴る?

そりゃあ、この少年もプロサッカー選手もそうしたいですよ。

でも、ゴールの上を通り抜けてしまった。

よくあることです。

ワールドカップ最終予選をテレビ中継でプロ選手のプレーを見る機会も多いと思うけど

ゴールの上を超えるなんてざらですよ。

サッカーってそういうもんでしょ。

小5の少年が、

自分の蹴ったボールがゴールの上を超えて

そのボールがバイクの男性に当たり

そして転倒するところまで予見するべきだったって?

普通そこまで10歳か11歳の子供に要求する?

この裁判結果は理不尽としか言いようがないです。

裁判結果にはどうも納得できないですね。


でも、結果として80代の男性が1年半後に亡くなった。

転倒事故が100パーセント原因だとは思えませんが・・・・。

事故に合わなければ100歳まで生きたかもわからない。

1年半も闘病生活を送らなくても済んだ。・・・・かもわかりません。

だとしたら誰に責任があるか?

それは完全に学校側にあるでしょう。

ゴールミスをすればボールが公道に飛び出すと予見すべきだったのです。

これが放課後でなくて授業中なら完全に学校側の責任です。

もしも学校が放課後サッカーを禁止していたなら少年にも過失があるでしょう。

その場合でも、サッカーゴールをあの場所に設置したのは明らかに学校が悪い。

学校側の管理責任を無視するのは理解できません。


元少年やその両親に同情しますが、金銭的なことを言えば

賠償責任保険に加入していたそうですから両親の懐は痛まないそうです。

痛むのは保険会社でしょうね。

ただ、この裁判をきっかけに賠償責任が特約になっている保険に加入する親が増えるでしょう。

ですから保険会社も加入者獲得につながるので、金銭的には誰も困らないのかもわかりません。


でもやはり、大阪地裁、大阪高裁の判断には納得できませんね。

この岩田好二裁判長の感覚って裁判官全員の感覚だとしたら

裁判員は修習生の時に一般企業で何年か働き

もっと社会常識を身に着けてから裁判に臨んでもらいたいです。


ただ社会常識に欠けるから裁判員制度に頼るというのも、甘えにしか思えません。

短絡的過ぎです。

責任転嫁とさえ思います。

裁判官は高額な報酬を得ているのですから、

もっと社会常識を身に着ける努力をしてもらいたいです。

ですから、こんな馬鹿げた裁判をされても私は裁判員制度には反対です。

念のため。




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