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気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

斎藤知事が付箋を投げた問題。

2025-07-06 10:20:41 | つぶやき

 

斎藤知事を巡る告発文書問題、兵庫県庁内部告発文書問題 - Wikipedia

この告発文書の真偽を検証する百条委員会と第三者委員会。

更には告発者の公用PCに保存されていた私的文書データ漏洩事件は

①井ノ本氏が印刷して県議と県職員に見せて回った問題と、

②環境部職員が告発者の公用PC内に保存されていた私的データを立花氏に渡した問題の2つがあります。

 

凡その事は理解しているつもりでした。

ところが、斎藤知事が片山元副知事目掛けて付箋を投げた問題で

勘違いしていました。

というか最初思っていたのが正しかったのです。

 

どういう事かというと・・・・

「斎藤知事が投げた付箋は1枚だけ、それもアクリル板に当たっただけ」

そう言われていました。

そんな事がパワハラにはならないだろう、というのが大方の見方でした。

でも違ったのです。

 

投げたのは当初想像した通り、付箋は1枚でなく5ミリぐらいのものでした。

そもそも1枚の付箋を投げてアクリル板に命中する?

それって付箋をグチャグチャに丸めて投げたのか。

それとも紙飛行機を折って飛ばしたのか・・・。

それぐらい付箋1枚を自分から離れたアクリル板に命中させるのは至難の業です。

 

しかし、やはり投げたのは1枚でなく束だったのです。

それを大津皇子さんのXへの投稿で知り驚きました。

 

この事について報道、百条委員会の動画、兵庫県の議事録等を調べた結果・・・・

事実で投げた付箋は1枚でなく5ミリぐらいの束だったのです。

それを実際見ていた県職員の証言を竹内県議が百条委員会で紹介していました。

ご存知の様に百条委員会では偽証罪が適用されます。

嘘の証言は出来ません。

 

またこの事について斎藤知事は一貫して投げた付箋は1枚だったと発言していますが、

恐らく知事はこの発言を撤回せず「私の認識では1枚だった。勘違いかもわからない」と言うでしょう。

毎週水曜開催の定例会見でも「自分の認識」と誤魔化している事が多いですから。

 

投げた付箋が知事の認識通り1枚だったのか、

それとも束(5ミリぐらい)だったのか・・・。

以下が関連の報道と、動画、議事録ですから、1枚と信じている方はとくとご覧ください。

 

2024年8月31日の産経新聞の記事(前日30日の百条委員会での証言)。⇩

告発者の懲戒処分予告した記者会見、斎藤知事は「人事課の想定問答にないこと述べた」 兵庫県議会百条委証人尋問詳報(3)

斎藤氏が片山安孝副知事(当時)に向けて付箋を投げつけた件。

斎藤氏が投げたとされる5センチ角のものと同じ付箋を重ねた束(厚さ1センチ未満)を手に追及した

委員「職員にこの付箋かと確認した。片山氏本人には当たらなかったと聞いたが、どういう意図で投げたのか」

《ここで斎藤氏はメモをもとに説明したいと委員長に許可を求め、了承された》

斎藤氏「机に向かって投げた。付箋は1枚。県立大の無償化を国会議員に説明する案件で重要な伝達内容を失念され、大変残念な状況の中で思わず卓上に向けて放り投げた。

真正面に向かって投げたので副知事に向かってではない。当たったわけでもない。厳しく注意する中で突発的に行ってしまった。

委員「職員は、わざわざ付箋の厚みまで説明した。なぜ、片山氏に向かって投げていないというのか」

斎藤氏「束のまま投げたことはない。本人に向かって投げていないし、当たっていない。業務をちゃんとやってほしいという思いから、目の前に放り投げてしまった」

委員「パワハラを認めないのか」

斎藤氏「当時としては必要な指導だと思っていた」

委員「パワハラを認めた上で反省するということではないのか」

斎藤氏「パワハラかどうか私が判断するというよりも、百条委や第三者委員会が判断するのだと思う」

 

ここで斎藤知事は片山副知事に向かって投げつけたのは付箋1枚であり、必要な指導だったと強弁しています。

ところが、投げつけられた片山氏の証言は斎藤知事の証言と微妙に違っています。

 

※9月6日の百条委員会での証言

1:09:23~

 

 

※議事録(全173頁)

令和6年9月6日(PDF:1,361KB)

※片山氏の証言は(議事録81/173)

その時、片山氏は手元を見ていたので付箋が投げられたのはアクリル板に当たる音で気付いた。

付箋1枚がアクリル板に当たる音って俯いている時に気付くぐらい大きい音ですか?

そもそも付箋1枚がアクリル板に当たるって、コントロールもそうですし、そうは簡単に命中しますか?

更に、驚く事に片山氏は「またか」と思ったと言うのです。

それは前月(2月)にも知事から付箋を投げつけられ、その時もアクリル板に当たり、

その時は5mmぐらい(厚さ)だったと。

という事は少なくとも2回、アクリル板に付箋を投げつけたのです。

 

最後に竹内県議が知事が付箋を投げたのを見たと言う人から証言を得たと付け加えています(82/173)

1:11:18~

〇竹内英明委員
確認、今日、それを目撃したという証拠を秘書広報室長に改めてこの委員会前に電話をしましたら、

本当に一枚じゃないと、厚みについてはこれぐらいだという。ちょっと見にくいですけども、

証言を得ましたんで、併せて報告しておきます。

 

本当に見にくいです。「これぐらい」と言っても、よくわかりませんが、1枚じゃないと言うのは分かりました。

また会見で見る知事と会議等での知事は別人の様です。

会見では冷静で何を言われても感情を露わにしない、感じですが、

実際はちょっとした事でキレ、八つ当たりをするようです。

県庁内では「瞬間湯沸かし器」と言われていたとの証言がありますが、正にその通りです。

 

この昨年8月6日の百条委員会の議論は中身の濃いものです。

片山副知事も過去にはゴルフアイアンを貰っていた事があったとは驚きです。

 

この日は竹内県議が次々と知事に本質を突いた質問をしている事から、

後の誹謗中傷の標的になったのではと思います。

 

今回は斎藤知事が付箋投げ付け問題について百条委員会の動画、議事録で検証しました。

 

 

 

 


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