
鳥取県、「2馬力」に独自規制 立候補時に宣誓書提出の案が軸(共同通信) - goo ニュース
他候補の当選を目的とした「2馬力」の選挙運動を防ぐため、鳥取県が独自規制を検討していることが分かった。関連の規則・規定を改正し、立候補者に宣誓書の提出を求める案が軸。「他者の選挙運動を行うものではない」との趣旨を盛り込む方向で調整している。関係者が17日、明らかにした。条例改正と異なり、議会の議決は不要となる。
鳥取県の平井伸治知事は17日、2馬力選挙について「公選法に抵触している」と記者団に表明した。国会では、与野党が2馬力をはじめとする行為の規制を念頭に「必要な措置を講じる」と付則に盛り込んだ公選法改正案を近く提出する方針。法改正に先立ち、県として自治体レベルで速やかに対応する姿勢を明確化する狙いとみられる。
平井氏は2馬力選挙を巡り「あたかもできるかのように受け取られているのが大変残念だし、民主主義の土台を崩していくことになりかねない」と危機感を示した。
県は適正な選挙の確保に向けて、選挙運動と無関係な同一ポスターが大量に張られる事態を防ぐための条例も昨年制定している。
鳥取県はやる事が早いです。
地方選挙も含めると、選挙は意外と多いです。
速やかに法改正や条例を制定しないとおかしな選挙が横行してしまいます。
これは立花氏の法の隙間を狙った選挙方法にNOを突き付けたようなものです。
違法でないからと何でも有りでは公平な選挙が出来なくなります。
巷では立花氏を応援する人も多いようですが、よく冷静に考えて欲しいものです。
また2馬力選挙が注目されたのは兵庫県知事選ですから、
兵庫県が率先してこの問題に規制をしてもらいたいところです。
鳥取県では既に選挙ポスターを制限する条例が昨年10月に制定済みです。
鳥取 選挙ポスター掲示板で県独自の条例が成立 | NHK | 選挙しかし橋下徹氏は表現の自由に触れる可能性が大きいと言っています。
選挙ポスターは「1枚限り」鳥取 条例案公表、13日提出方針(共同通信)
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) September 4, 2024
➡︎これは表現の自由に触れる可能性が大。安易な規制は禁物。 https://t.co/7gYXtJJWXZ
そうでしょうか。
同じポスターを何枚も掲示したり、卑猥なポスターや選挙に関係のないポスターが許されますか?
ただの街中に掲示するポスターと訳が違います。
選挙掲示板に貼るポスターですからこの様な規制をするのは当然です。
次々規制をすると、自由が阻害されると批判する人もいます。
しかし規制しなければならない事態を招いたのは誰かを考えるべきです。
社会規範を乱すのは誰なのか。
そしてそれを許してきたのは誰なのか。
まともな選挙をする為、真面な社会を持続する為にはある程度の制限が必要です。
奇想天外な事を考え出す人がいる限り、様々な制限が出てくるのは仕方ない事です。
理想はこの様な細かい規制を掛けず、そして明文化しなくとも従来の選挙が出来る事ですが、
それが出来なくなってきているのですから、公平な選挙の為には鳥取県の取り組みも仕方ありませんし、
条令等で、取り組むことに賛同したいです。