
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の朴銀夏(パク・ウンハ)公共外交大使は10日、フランス・パリで国連教育科学文化機関(ユネスコ)のアズレ新事務局長と会談し、「世界の記憶(世界記憶遺産)」と世界遺産制度の運営について協力を要請した。外交部が13日、明らかにした。
また朴大使は、日本が国際社会と約束した通り、2015年に世界文化遺産に登録された明治日本の産業革命遺産で朝鮮半島出身者らの強制労働があった事実を誠実に説明するよう、ユネスコが適切な影響力を行使するよう促したとみられる。
アズレ事務局長はユネスコの教育支援事業の最も成功したモデルといえる韓国が過去に受けた支援を国際社会に還元していることを評価し、韓国との継続的な協力発展に期待を示したという。**************************************************************************
1940年代に一部の施設で大勢の朝鮮半島に人々などが意に反して厳しい環境下で労働を強いられた。
この犠牲者のことを忘れないようにする情報センターの設置など、適切な措置を取る用意がある。
Japan is prepared to take measures that allow an understanding that there were a large number of Koreans and others who were brought against their will and forced to work under harsh conditions in the1940s at some of the sites, and that, during World War2, the Government of Japan also implemented its policy of requisition.
この事について岸田外相の記者会見が外務省HPにアップされています。(平成27年7月5日)
この中で岸田外相は
「forced to work」との表現等は,「強制労働」を意味するものではない
と強調していますが、
海外では「forced labor(強制労働)」や「slave labor(奴隷労働)」と報道され、
「奴隷労働の舞台となった施設群について日本政府が情報センターを設置する」とも報じられています。
佐藤地のスピーチでも「意に反して厳しい環境下で労働を強いられた」
と述べていますが、普通に考えても「強制労働」だったと言っているのと同じです。
更に「情報センターの設置など、適切な措置を取る」とも言っています。
佐藤地の軽率なスピーチにより、大きく国益を損ないました。
しかし佐藤地はこの責任を取っていません。
まだユネスコ大使なのかと調べたら、先月20日付でハンガリー大使に任命されています。
※在ハンガリー日本大使館のHPでは、まだ前任者のまま。
この様な事こそ野党は政府を追及し、批判すべきです。
そして佐藤地を国会で喚問し、岸田前外相の責任も追及すべきでした。
それにしても岸田氏は上に立つ器でないと強く感じます。
次期総裁、次期総理なんてとんでもないです。
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アズレ事務局長の発言に「加盟国間の確執を生む可能性のある問題はできるだけ避け、
団結を目指さなければならない」との考えを明らかにされている事からも、
韓国側の指摘は率先して目指すものが異なる事を表しています。
更に、「解決できない問題は避けていくのが良い」ともインタビューに答えています。新体制への反発から、
韓国側にもユネスコ脱退という声もとあるようですが、それはそれで結構な事かも知れません。
11月初めに林文科大臣がアズレ氏との会談もあり、その場での認識の確認もされた事からも、
日本側の発信、丁寧な説明態度での取り組み自体を強いてしていく事が肝心と言えるのだと思います。
佐藤 地氏のハンガリー大使赴任は、二年間の在任での順送り人事的でしょう。外務省的には何ら問題に
ならずの事だったとも思える理由とわかります。
岸田氏、発信力の無さや自民党の中での派閥力学だけでのポジションと思うだけです。
外務省には国益というものがわかっているのでしょうかね。
常に国益を考えるべきなのに、どこの国の方?って言いたいぐらいです。
小和田恆の頃から親中親韓そして反日思想だったと聞きますから国益の為に大改革が必要ではないでしょうか。
岸田さんは官僚の言いなりだったのか、意志の弱さなのか大臣としての資質に疑問でしたが、河野大臣就任で少しは変わるのではと期待しています。
アズレ氏ですが事務局長候補の時にも訪日して外務省と文科省で会談しているのでその頃から日本の立場がわかっていたと思うので、11月の林文科相との会談で更に理解が深めてくれたのではないかと思います。