
玄関の置き配盗んだ疑い、女子中学生逮捕 「はずれやった」中身は…(朝日新聞)|dメニューニュース
朝日新聞7/1(火)11:54
玄関先などの事前に指定された場所に届ける「置き配」の荷物を盗んだとして、兵庫県警は1日、姫路市の中学3年生の女子生徒(14)を窃盗容疑で逮捕し、発表した。
容疑を認め、「何が入っているか気になって持っていった。(中身は)はずれやった」と供述しているという。荷物は韓国のりだった。
網干署によると、中学生は6月18日、市内の一軒家の玄関先に置かれた韓国のりの入った紙袋二つを盗んだ疑いがある。のりはその後、友人に配ったと説明しているという。
住人の男性(30)は、通販サイトアマゾンで商品を注文。この日午前、外出中に、宅配業者から配達が完了したとの連絡を写真付きでスマートフォンで受け取っていた。
だが午後2時ごろに帰宅すると写真に写っていたはずの荷物がなく、やぶかれた紙袋だけが自宅の敷地内で見つかったという。
署は被害届を受け、付近の防犯カメラの捜査などから、中学生が関与した疑いが浮上したと説明している。(新屋絵理)
最近テレビでも置き配について報道されていますが、やはり心配なのは窃盗です。
在宅していないから、在宅していても手が離せない事が多いから等々で置き配指定する人が多い様です。
娘のところでもほぼ置き配です。
その場合、メールで玄関前に置いた荷物の写真が送られてきます。
いわば、「確かに置きました」との証拠です。
ただ、今回の姫路市の女子中生による窃盗事件の様な事が各地で起こる可能性があります。
それにしても「はずれやった」とは常習性が疑われます。
窃盗の心配がある人はドラッグストアやコンビニでも受け取れます。
とはいえトイレットペーパーや洗剤など、嵩張るもの、重い物は受け取りに行くのも大変です。
そう考えれば自宅の玄関まで荷物を届けてくれるのは何と有難い事かと。
置き配議論は運送業者の「働き方改革」の一環でしょうし、
再配達が多ければ配達員の負担が大きくなるのは確かですから何らかの改善策は必要であり、
それが国交省の提言にも繋がったのでしょう。
※国交省置き配についての考えは⇩
※各事業者の置き配についての考え方です。⇩
置き配 | 日本郵便株式会社
以下の条件を満たす場所で利用可能です。
- 受取人の住所または居所と同一建物内または同一構内であること
- 郵便物等が外部から容易に分からず、事故のおそれがないこと(宅配ボックス等の設置もこれに当たります)
- 降雨等により、郵便物等が汚損するおそれがない等、郵便物等を安全に保管できること
「置き配」で選択可能な受け取り場所として、7つの選択肢
●宅配ボックス ●玄関前 ●ガスメーターボックス ●車庫 ●自転車のかご ●建物内受付/管理人 ●物置
アマゾンの置き配⇩
これも共働きが普通になり、通販利用者も増えた事による運送業者の発展であり、弊害でもあります。
こうなると姫路の女子中学生の事件は置き配の負の面の象徴ともいえますが、
消費者の不安解消の為には「置き配ボックス」や「防犯カメラ」の必要性が高まります。
これからは置き配ボックスや防犯カメラメーカーにとっては特需となりそうです。
増産増産で工場はフル稼働かもわかりません。
これも経済活動活性化に繋がり、経済が回り、そして日本経済の発展貢献の一助となればと思います。
とにかく配達員の大変さを考えれば、何らかの対策は必要です。
置き配のマイナス面は窃盗が第一ですが、他にも雨天時の濡れ、更には配達員の誤配や乱暴な扱いも懸念されます。
これらを解消し、運送業者の働き方改革になればと思います。