南海トラフ臨時情報で一時閉鎖した海水浴場、1か月延長し損失回復…和歌山・白浜「9月も暑くなる」(読売新聞) - goo ニュース
和歌山県白浜町は26日、白良浜など町内の海水浴場3か所について、開設期間を例年より1か月長い9月30日まで延長すると発表した。南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)を受け、お盆の時期に6日間閉鎖していた分の損失を取り戻したい考えだ。
海水浴場の開設期間を定めた町条例の一部を16日に専決処分で改正し、関係機関と調整を進めてきた。町は「9月も暑くなると予想される。監視員の配置など、安全に楽しめる態勢を続けているので足を運んでほしい」としている。
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日向灘地震発生により南海トラフ巨大地震の注意情報が出されましたが、
各地の対応には差がありました。
高知のよさこい祭りや徳島の阿波踊りは予定通り開催され、
和歌山県の白浜町は慎重な対応で海水浴場の閉鎖、花火大会の中止を決めました。
その結果、約5億円の損失だったと言われています。
また慎重な対応を決めた白浜町長に批判の声もあったようです。
ただ、この仕組みは2019年に気象庁が決めていた事です。
ですから当時から今回の様な事を想定しておくべきでした。
ニュースではよく旅館の女将が不満の声を挙げていました。
急に始まった事ではありません。
地震はいつ何時、どこで起こるかわかりませんから万が一の場合の対策を普段から考えておくべきでした。
白浜には海水浴以外では観光もあるのですから、
1週間限定で旅館や観光施設の料金の割引きで利用できるようにするとか、
海水浴以外で遊べるところの紹介をするとか、
色々考え、工夫すれば良かったのです。
パンダで有名なアドベンチャーワールドもあります。
ここには遊園地も併設されているので1日中遊べます。
そして町は割引をした宿泊施設や観光施設に補助金を出す事も考えられます。
また海水浴場閉鎖で不満の声を挙げていますが、台風だってお盆の時期に来ることだってあります。
ですから町の判断に不満を言う前に万が一の対応策を考えておくべきだったと思います。
南海トラフ巨大地震情報での海水浴場閉鎖の損害を埋める為に、
海水浴場開設を1か月延長するようです。
更には中止していた花火大会も9月22日に開催するとか。
2024年9月22日(日)に、南紀白浜花火大会が開催されます!白良浜海水浴場で約2,500発の花火が、白浜の夜空を色鮮やかに染めます。白良浜からゆったりと花火が楽しめますよ。開催日時:2024年9月2... https://t.co/QPzyBlEw0v
— 号外NET(号外ネット)和歌山[公式] (@goguy_wakayama) August 21, 2024
勿論、初めての事ですし、急に降って湧いたような注意情報ですから
躊躇いもあったと思いますが、やはり自治体も万が一に備えておくべきだと思います。
今回の事を切っ掛けに個人は勿論、自治体は災害が起こった時にはどうするのかよく考えておいてもらいたいです。
台風や大雨はある程度予想も出来ますが、地震は急に起こります。
地震予知と言いますが、今まで意外なところ、地震はないと言われていた所でも起こっています。
ですから今回の地震情報が普段からの備えは重要だと考え直すきっかけにしたいです。