「軍艦島」こと、長崎県・端島の暮らしを記録したNHKのドキュメンタリー作品「緑なき島」に対し、「事実の改竄(かいざん)が行われた」という告発が出ている問題で、自民党の議員グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」は13日、国会内で会合を開き、元島民らと意見交換を行った。護る会は来年の通常国会で、NHK側を追及する方針を確認した。

1955年放送の「緑なき島」は、炭坑作業者がふんどし姿で、這(は)いつくばるような低い坑道で作業する映像を報じた。映像は「強制連行」被害を報じる韓国メディアに引用されたが、一般財団法人「産業遺産国民会議」側の調べで、元島民の証言や当時の坑内規則と食い違うことが明らかになっている。

会合に出席した77〜88歳の元島民6人は、いずれも坑内映像は軍艦島ではないと証言。「『緑なき島』は韓国のプロパガンダの裏付けに使用されている。間違えた事実が世界で真実として受け止められかねない」などと懸念を示した。

護る会の代表を務める青山繁晴参院議員は「韓国の噓に味方するようなNHKの放送をめぐり、(元島民らの)名誉回復が行われていない」と述べ、NHK側に再調査を求めるなど国会で取り上げる方針で一致した。

NHKのドキュメンタリー「緑なき島」が捏造だと以前から指摘されていました。

昨年も杉田水脈議員が国会でNHKに対して質問、追及していますが、

NHK副会長は真面に答えず、はぐらかしたような答弁でした。