同時に「外交は表もあれば裏もある。政党としてすべてを知っているわけではないので、言うべきことは言いつつ、冷静に政府の判断を待つべきだ」とも語った。

中国のジェノサイドに抗議する目的で、米英は北京五輪の外交的ボイコットを表明しています。

今のところ、米英の他は豪州、カナダが加わっています。

あとニュージーランドが加わりそうだとの話もあります。

フランスは平等、人権を強く主張する国だと思っていましたが、外交的ボイコットはしないそうです。

そんな中、アメリカとの同盟関係の日本はどうするのか岸田さんは迷走中の様子です。

ジェノサイドの国に閣僚派遣はとんでもないですが、東京五輪の返礼として誰かがいかないとマズイなあ、

と思っているのかどうか。。。。。

林外相は招待されていると口走り

(五輪に招待されたとは言っていませんが、とにかく余程嬉しかったのか、中国に招待されたと)

幹事長はシェイシェイとこれまた口走った茂木さん。

更には自民党総務会長は福田達夫さん。

周りを親中派で固めたのかと思ってしまいます。

その福田達夫さんは微妙な発言。

そもそもジェノサイドを止めさせるには抗議だけでは効果がありません。

そこは何らかのペナルティが必要です。

その為の外交的ボイコットですから、日本も追随しなければ、ジェノサイドを容認する国家となってしまいます。

あれほどナチスのジェノサイドを抗議したのに、現在進行形のウイグル人へのジェノサイドを無視するのかと言いたいです。

 

ところで福田達夫さんを派遣するのはないのかとふと思いました。

閣僚ではありませんから。

というものの、与党の総務会長ですから、それはないと思います。

では父親の福田康夫氏なら喜んで行きそうです。

そう言えば、鳩山由紀夫氏も嬉々として行きそうです。

でも元首相の肩書があるので無理でしょう。

では河野洋平は?

あり得ますが、やはり一応?重鎮の立場、有名人です。

 

念の為に調べたら・・・・驚きました。

何と、駐日中国大使館に驚きの事実が。。。。

思わず日にちを見ましたよ。

去年?まさか今年?

そのまさかの今年11月29日の出来事です。

「共に未来へ!北京2022冬季オリパラハウス」展が東京で盛大に開幕 - 中華人民共和国駐日本国大使館 (china-embassy.or.jp)

 参加したのは、⇩

福田康夫元首相河野洋平元衆議院議長、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長、落語家の林家三平氏。

共同通信社、時事通信社、NHK、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、日本テレビ、TBSテレビ・・・

福田氏や山下氏は挨拶までしています。

福田氏「コロナ下でも、北京五輪の準備は全面的かつ着実に進んでいる。各国のアスリートには良い成績を残してほしい。また、北京五輪が優れた、素晴らしい、成功した大会になるよう願い、期待している。私は日本の関係方面と共に、北京五輪の成功のために最大限の支持と協力を行う。」

山下氏「来年1月29日、北京五輪に参加する日本選手団が結団式を行う。規模は200人を超え、私自身も一緒に北京に行く。少し前、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と世界の多くの国の五輪委員会責任者がギリシャで会議を開き、北京五輪の盛大な開幕と成功への期待を示した。日中をはじめとする東アジア各国が、スポーツ交流を通じて相互理解と友好的感情を増進することを心より願っている。北京五輪が成功し、コロナ下の世界に希望と光、勇気と活力をもたらすよう祈っている。」

福田康夫氏は最大限の支持と協力を行うと言い、

山下氏は希望と光をもたらす五輪に、とは何と皮肉な事を。

ウイグル人には希望も光もないのを知らないのでしょうか。

 

無下には断れなかったのでしょうが、随分前から外交ボイコットも言われていたのに、お祝いの言葉?とは。

報道各社も招待されたから参加したのでしょうが、ジェノサイドは問題なしだと思っているのでしょうか。

ガッカリです。

 

さて岸田総理はどう判断するのでしょう。

優柔不断の岸田さんのままなのか。

決断力のある岸田さんに生まれ変わったのか。。。。

 

いずれにしても日本人はここまで無神経なのかと思ってしまいます。