豪も北京五輪を外交ボイコットへ 米に続き人権問題を理由に 印は開催支持(FNNプライムオンライン) - goo ニュース
2021/12/08 11:44
2022年2月に開催される北京オリンピックについて、アメリカに続き、オーストラリアも、政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」をすると発表した。
これは、オーストラリアのモリソン首相が8日、記者団に語ったもので、中国が人権侵害に対応していないことなどを理由にあげている。
一方で、選手は予定通り派遣するとしている。
外交的ボイコットは、アメリカ政府が6日に表明したのに続く動きとなる。
さらに、イギリスなども対応を検討しているものとみられていて、今後さらに同調する動きが出る可能性がある。
一方で、インドは、北京オリンピックの開催を支持する姿勢を示すなど、アメリカなどと同調しない動きも出てきている。
来年2月開催の北京五輪ですが、ウイグル人へのジェノサイドや香港問題、
更にはテニス選手への不可解な圧力等々で、アメリカは外交ボイコットを決め、
豪州も外交ボイコットを決めたようです。
では日本は?と言うと、⇩
「甘い対応できぬ」「独自の立場」北京五輪で首相難題(産経新聞) - goo ニュース
「外交的ボイコット」に踏み切る米国と一線を画して政府関係者を派遣すれば、内外の批判も浴びかねない。首相は日中の地政学的な関係も踏まえ独自の立場を模索するが、難しい対応を迫られている。
「国益のためになるように決断したい」
首相は7日、官邸で外交的ボイコットを求める自民党保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」代表の青山繁晴参院議員らと面会したが、こう述べるにとどめた。
岸田さんには難しい判断を迫られています。
林外相も「適切な時期に諸般の事情を総合的に勘案して判断する」
と、煮え切らない発言です。
どちらも親中派です。
いわば親中派で内閣を固めたのではと思うぐらいです。
「国益の為」と言われれば、そうかと納得しがちですが、
考えようによったら弾圧を受けている人を見て見ぬ振りで、卑怯とも言えます。
自分さえよければ、それでいい、そんな身勝手な考えにも思えます。
恐らく中国は嫌がらせをしてくるでしょう。
それは尖閣国有化での焼き討ちや強奪、不当な法人拘束で証明されています。
また北京五輪の聖火リレーでの在日中国人、留学生の長野での団結を見れば、
本国の指令で何でもする恐ろしさを知りました。
では自分さえ良ければそれでいいのかです。
中国の恐ろしさを知った上で、中国に進出した日本企業です。
万が一、中国の報復で被害があってもそれは自業自得だと突き放したいです。
世界が注目している北京冬季五輪です。
そして五輪以上に中国のジェノサイドを注目し、批判している国際社会です。
もはや見て見ぬ振りは出来ません。
また、日本は独自の立場だと岸田総理です。
それは日本企業への影響よりも尖閣諸島を狙ってきている事が日本独自の立場であり、
諸外国との事情の違いです。
岸田さんの国益とはそして独自の立場とは具体的に何を指すのか聞いてみたいです。
東京五輪へ中国側が派遣してきた人物と同レベルとなると室伏スポーツ庁長官になるそうです。
一部、閣僚派遣は辞めて室伏さんの派遣でお茶を濁したい向きがありますが、
それではただの返礼であり、中国の人権弾圧の「抗議」にはなりません。
そこのところをよく考えて判断してもらいたいです。
この判断は国内だけでなく、国際社会の評価にもつながりますから、
慎重に判断をしてもらいたいです。
アメリカのバイデン大統領は、本日12月7日の日本時間午前3時にホワイトハウスのサキ報道官を通じ、中国国内の人権問題を理由に外交ボイコットを実行することを明らかにした。このままでは、各国の選手団にも影響が及ぶ懸念がある。
以 上
岸田総理への申し入れ書の写真が、薄くて、読みにくいかたはこちらをどうぞ ( テキストファイルです )|青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road (shiaoyama.com)