厚生労働省は7日、2018年の人口動態統計を公表した。1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す「合計特殊出生率」は1.42で、前年を0.01ポイント下回り、3年連続で低下した。
出生数は91万8397人で3年連続で過去最少を更新し、死亡数は戦後最多の136万2482人だった。死亡数から出生数を差し引いた自然減は44万4085人と初めて40万人を上回り、人口減少はさらに加速している。
合計特殊出生率は、15〜49歳の年齢別出生率を合算した数字。年齢層別で最も高かったのは30代前半で、20代後半が続いた。40代以上は前年より増えた。
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※画像は朝日新聞より(1966年が極端に少ないのは丙午生まれを嫌った為)
1人の女性が生涯で出産する人数を「合計特殊出生率」と言うそうです。
この出生率が昨年1.42人でした。
大雑把に言えば、男女のカップル=2人から2人産んで現状維持。
それが1.42人ですから日本の人口がドンドン減少するのも当たり前と言えば当たり前。
減ったっていいじゃないかという人もいるようですが、
労働人口が減り、年金制度が立ち行かなくなり、若い人たちが将来の年金受給額が減るでしょうし
日本の経済が衰退し、「豊かな日本」が昔の話になってしまいます。
この事を私達はどれぐらい危機感を抱いているのか、です。
最近、失言の帝王?目を覆うような発言の桜田議員がまたもや叩かれました。
正論だと思いますが、脇が甘いです。
常に自分の発言に細心の注意を払うべきです。
身内の会合だからと油断し過ぎです。
政敵やマスコミが何か失言をしないかと目を光らせているとの認識を持つべきなのに、
これですから。
「3人くらい産んで」に与野党反発 自民内に擁護の声も
桜田義孝・前五輪相が「子供を3人くらい産むようお願いしてもらいたい」
加藤寛治衆院議員も昨年5月
「必ず新郎新婦に3人以上の子どもを産み育てて頂きたいとお願いする」
この発言のどこが悪いのでしょう。
女性蔑視ですか?
新郎新婦に言っているので若者蔑視ですか?
昨年には杉田水脈議員が月刊誌への投稿で
性的少数者(LGBT)カップルを「生産性がない」と表現し、左翼を中心に猛批判されましたが
人口減を憂いた結果の発言だったとすれば納得出来ます。
杉田水脈議員「差別意図ない」 HPで見解公表、撤回はせず
人口の大都市集中と地方衰退。
そして少子高齢化問題。
またふるさと納税のあり方。
関係がないようで大いに関係があるので、これらの問題をもっと議論してもらいたいです。
揚げ足取りに夢中になっている野党。
この国の行く末について、もっと危機感を持ち真剣に考えてもらいたいと切に思います。