24日朝、兵庫県淡路市の公園で支柱の高さがおよそ40メートルの風力発電用の風車が倒れているのが見つかり、公園を所有する淡路市は台風による強風で倒れたとみて調べています。

風力発電用のもので公園に必要な電力を供給するため、平成14年に市が設置しました。

総重量は100トン余りに上るということですが、設計上は風速60メートルまで耐えられる構造になっているということです。

淡路島の洲本市にある気象庁の観測点では23日夜11時には、38.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。

今回倒れた風車は、平成14年に設置されたということで、石原教授は今回と似たような被害として、平成15年9月に沖縄県の宮古島で風車が根元から折れた事例を挙げています。