※以下は抜粋です
24日朝、兵庫県淡路市の公園で支柱の高さがおよそ40メートルの風力発電用の風車が倒れているのが見つかり、公園を所有する淡路市は台風による強風で倒れたとみて調べています。
風力発電用のもので公園に必要な電力を供給するため、平成14年に市が設置しました。
総重量は100トン余りに上るということですが、設計上は風速60メートルまで耐えられる構造になっているということです。
淡路島の洲本市にある気象庁の観測点では23日夜11時には、38.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。
今回倒れた風車は、平成14年に設置されたということで、石原教授は今回と似たような被害として、平成15年9月に沖縄県の宮古島で風車が根元から折れた事例を挙げています。
この映像に驚きましたね。
根元から風車がポキっと折れているのですから。
夜間での倒壊の為、人的被害、建物や車に被害がなかったのが不幸中の幸いです。
元々風力発電用の風車は人家から離れたところに設置されているので
この様な事故があっても人的被害はあまり考えられませんが
それでも台風がある日本の風土にはこの様な風車は馴染まないのがわかりました。
先月の西日本豪雨でも太陽パネルが土砂崩れで崩落したのを見ましたが、
山が多く、土砂崩れが度々ある日本にはそぐわない発電と言えるでしょう。
原発事故以降、代替発電として自然エネルギーが注目されていますが、
日本の風土に合った発電方法かどうかもよく考えるべきだと思います。
ところで青山繁晴氏が提唱しているメタンハイドレートの開発はどうなっているのでしょう。
実現されたら、それこそ夢のエネルギーとなります。
日本海側に良質で回収容易なメタンハイドレートがあるとの事ですし、
地方創生の意味でも何とか利用できればと思いますが、あまり話題に上らないのが気掛かりです。
いずれにしても、自然エネルギーは日本の厳しい自然には馴染まない事がよくわかりました。
小泉元首相が盛んに脱原発を叫び、時には安倍首相を批判していますが
太陽光パネル崩落事故や今回の風車倒壊で、発電方法には万全なものは無いと証明されました。
寧ろ、太陽光パネルや風力発電はあまりにも弊害が多過ぎます。
一番、将来的に希望が持てるのはメタンハイドレートですが、
中々話が前に進んでいないところを見ると、何らかの弊害があるのか
それとも既得権益が邪魔をしているのか、どうなのか気になるところです。