希望の党で執行部に距離を置く民進党出身の大串博志衆院議員らが8日、民進の大塚耕平代表と東京都内で会談し、民進への復党を打診した。希望では、大串氏らとは別に、結党メンバーらも党執行部に「分党」を要求しており、執行部からの遠心力が強まっている。
会談には約10人の希望議員が出席。大塚氏に相次いで「民進と希望が党として合流できない場合、個別に復党を認めてほしい」と要望した。民進自体が希望との合流を模索していることもあり、大塚氏は「一つの選択肢」と答えるにとどめたという。
大串氏らは、安全保障法制などの基本政策や野党再編をめぐる考え方で希望執行部と距離がある。党内では、松沢成文・参院議員団代表ら、保守色の強い結党メンバーたちも執行部に反発。松沢氏は7日の党役員会で、「分党」の協議を始めるよう申し入れた。執行部は情勢を見極めた上で対応を検討する方針だが、「(分裂に)動き出した針は止められない」(党幹部)情勢になっている。(斉藤太郎)
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「分党騒ぎは終わったのか」・・・。
これは希望の党結党メンバーの長島昭久氏が
分党騒ぎも終わり
との書き出しで憲法改正への意気込みを書いた細野豪志へのリツーイトです。
https://twitter.com/nagashima21/status/961512031135318016
長島氏の中では分党が「騒ぎ」であり、その騒ぎも「終わった」との認識なのでしょう。
しかし、そうでしょうか。
これで党内が纏まり、憲法改正について議論が出来るのでしょうか。
細野氏の改正は地方分権についてで、橋下徹氏の提案に呼応する形なので
結党理念の、憲法9条改正ではなさそうですが、それでも長島氏のツイートに違和感があります。
そもそも安保法制に激しく反対した民進党と希望の党が合う筈ありません。
生き残りの為に、民進党の名前を捨てて希望の党の名前を借りて選挙しただけなのです。
大串氏らが民進党に戻りたいというのなら、戻らせたらいいのです。
事を有耶無耶にし、世間の批判をかわす為の合流だったのですから。
寧ろ大串氏らは潔いではありませんか。
正直じゃないですか。
ところで毎日新聞でもこの問題を報じています。
02月08日 20:45毎日新聞
>大塚氏は「来年の統一地方選、参院選にプラスにつながるような対応をしてほしい」と大串氏らに伝えた。
統一地方選に悪影響が出ない様に今はゴタゴタするな、って事でしょうか。
という事はまだ有権者を騙し続けたいって事になりませんか?
また中山恭子さんについて(この記事が正しいのなら)、誤解していました。
>小池百合子前代表(東京都知事)に直接要望して結党に参加した中山恭子元拉致問題担当相
保守を掲げた政党を目指していた小池氏が中山さんに参加を要請したと思っていました。
しかし、反対だったようです。
中山さんから参加したいと持ち掛けたって事ですよね。
当時は日本のこころの代表だった中山恭子さん。
無責任じゃないですか?
夫の中山成彬氏を当選させる為に参加した、と当初から言われていましたが
それは参加の為の切っ掛けであり、夫の国政復帰だけを考えていた訳ではない、と思っていました。
仕方なく代表に就いたのかもしれませんが、それでも代表を受けた以上最後まで責務を果たすべきではないですか?
これじゃ、夫の為に代表を投げ出した、党を見捨てたと思ってしまいます。
保守層の中では中山恭子さんへの評価は高いです。
首相候補とさえ言う人もいます。
拉致問題では尽力されています。
拉致被害者や家族の心の支えにもなっていると聞きます。
それは本当でしょう。
でも、なにか迷走中と思ってしまいます。
ちょっとガッカリしました。
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