アメリカのトランプ大統領は23日、フランスで行われるG7に出席するためホワイトハウスを出発する際、記者団に「キム委員長はミサイルの発射実験が好きなようだが、アメリカは短距離ミサイルを規制したことはない。短距離ミサイルの発射は多くの国がしている」と述べ、日本時間の24日朝の発射についても短距離ミサイルであれば問題視しない考えを改めて示しました。
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今朝の北朝鮮によるミサイル発射についてトランプ大統領がコメントを出しました。
いつもの能天気なコメントで呆れます。
「アメリカは短距離ミサイル発射を規制した事はない」と。
ずっとそう言い続けています。
トランプさんが金正恩との会話で
「大陸間ミサイルは困る。」
「アメリカ本土に届くミサイルを開発したらタダではおかないぞ!!」
そう言ったのでしょうか。
何らかの戦略でそう言ったのか、それとも正直そう思っているのか。。。。
アメリカ国民は世界中にいます。
米軍は世界中に駐留しています。
韓国にも、日本にも。
それでも大陸間弾道ミサイルでなければ問題ないと言っているのでしょうか。
また一番大事な国連安保理決議に短距離ミサイルも入っています。
つまり北朝鮮の短距離ミサイル発射を非難する為に制裁を科しているのです。
アメリカは国連加盟国です。
それも常任理事国です。
そんな立場のアメリカ。そのアメリカの元首であり政府の長がトランプ氏です。
その人物が「アメリカは短距離ミサイルを規制した事はない」とは呆れます。
上記事の発言の続きがNHKのHPにあります。
また「キム委員長との関係はとても良い。キム委員長は私に対して常にまっすぐだ」とも述べました。
恥の上塗りでしょうか。
何らかの戦略での発言ならいいのですが。
腫れ物に触るように金正恩に接しているのか、北朝鮮問題どころじゃないと言いたいのか。
いずれにしても、大統領としての資質に欠けています。
大統領の型にはまらず奇想天外な発想でこの困難を乗り切るのならいいのですが、
普通なら、金正恩に舐められ、今以上に正恩が暴走し、手が付けられない事態になるでしょう。
この考えが杞憂になればいいのですが。
そうならない様にトランプさんの側近たちには頑張ってもらいたいです。
とにかく、短距離ミサイルも安保理決議の制裁対象ですから、
その点について詳しくトランプさんに質問してもらいたいところです。