ケント・ギルバートさん、懐かしいですね。
ケント・デリカットさんとケント・ギルバートさん。
昔二人のケントさんがテレビに出ていましたがギルバートさんの方です。
そのケント・ギルバートさんのブログに
外務省へのアドバイス(二カ国語)
という提言があり、とてもわかり易いのでご紹介します。
彼は 日清戦争前後から現在までの、日本と中国大陸や朝鮮半島との関わりについて、
史実に基づいた歴史認識を、世界に向けてはっきり主張すべきだと述べています。
尖閣諸島が日本領土だとの証明する地図を外務省がHPに掲載した事を評価するとともに
今後 日中、日韓の歴史的事実を、中国語、韓国語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、
ポルトガル語等で掲載すべきだと提言しています。
その中で彼は 日本人は近代歴史を知らないのかと疑問に思っているようですが
ハッキリ言って、私たち日本人は詳細について知らないと思います。
それは国会議員ですら知らない人もいそうです。特に野党議員には・・・・。
外務省HPに掲載すべきだとギルバートさんが提言している事柄は9つです。
1.中華人民共和国(PRC)の建国は、第二次世界大戦が終結した1945年の4年後、1949年10月。
2.終戦時に存在しないPRCという国家は、第二次世界大戦に参加することが不可能。PRCが「戦勝国」であるはずがない。
3.中国大陸で日本軍が「戦争」をしたのは、蒋介石率いる中華民国(Republic Of China)の正規軍である国民党軍だった。
4.大戦中に毛沢東率いる現在の中国共産党が戦っていた相手は、基本的に国民党軍だからそれは「内戦」に過ぎない。
5.大戦中に共産党軍が日本軍に戦いを挑んでも、国の正規軍同士の戦いではない。
だから国際法上「戦争」でななく日本軍に対する「テロ行為」。
6.国連憲章には今も、戦勝国たる安保理常任理事国は中華民国(ROC)と明記。
1971年に国連に加盟したPRCを常任理事国扱いしているのは、他の国連加盟国による「妥協」と「お情け」。
7.毛沢東が行った「大躍進政策」や「文化大革命」などの愚策によって、数千万人に及ぶPRC国民が餓死したり
虐殺された事実を日本は知っているが、今まで「お情け」で何も言わなかったこと。
8.PRCは東トルキスタン(ウイグル)、チベット等を武力侵攻し、数百万人単位の人々を虐殺し、それを現在も続けている。
この事は世界中が知っているが、PRCの内部崩壊を避けるため、今まで声高には非難しなかった。
9.世界最悪のファシズムはPRCという国で行われていることを日本は知っている。
今までボンヤリしていた事がハッキリしませんでしたか?
ギルバートさんのブログについては半年前ぐらいに知りましたが
日本の歴史についての考えを述べられている記事も多くあります。
今後、過去に遡って読んでみたいと思います。