紅葉を追って(part4)

国道１５６号線を庄川沿いに南に遡ると、ここは白川郷「平瀬温泉」に着く。
平瀬温泉は、大白川支流の豊富な温泉湯量から給湯管で送られてくる温泉で、
古くから南から北へ、北から南へ横断する旅人の温泉宿場町として栄え、更に
昭和３０年代に入り御母衣ダム、大白川ダムと大型ダム工事が佳境に入り賑わ
った。近年、東海北陸自動車道が、この地を大きく迂回して開通し、人の流れ
が少なくなって温泉宿も衰退の一途を辿り、寂しくなってきた。
大白川支流には、沢山の見所や露天風呂、ブナの森キャンプ場、白山登山口が
ある。私も毎年一度は訪れているが、今回は道路工事で通行止であった。
＜平瀬温泉の中に只１軒の合掌造り茅葺きの民宿があった＞

＜木に絡んだ蔦が紅葉して目にとまった＞

＜牧地区に国指定重要文化財「旧遠山家住宅」がある＞

＜白川郷筋で最後の茅葺き住宅なのかも知れない。以前は麺類の飲食手で「猿助」だった＞

＜閣のある旧家「旅館」がある＞

＜御母衣ダムサイト＞

＜ひるがの高原－標高876m、南は長良川、北は庄川を跨ぐ分水嶺＞