かなざわ風便り

変わり行く季節の中で、あの町この町で出会った風景や人情、イベントを訪ねて行きます。

過疎と廃村風景(その1)

2021年01月25日 | Weblog

 手取川支流大日川流域の白山市鳥越地区(旧鳥越村)は、市町村合併の平成17年(2005)
に総人口3千人余りの村だった。
現在、手取川本流筋に12集落、大日川本流筋に11集落、支流堂川筋に4集落の27集落がある。
明治40年(1907)に、別宮村・河野村・吉原村の合併により能美郡鳥越村が成立、人口は約6,
800人。
昭和24年(1949)石川郡に編入、人口は約5,
800人。村役場があった別宮の中心部を国道360号が
横断している。
今回は、大日川本流筋支流をUpした。

<大日川筋集落の中程過ぎると、渡津集落の近くに「蛍の里」看板が、6月に訪ねるぞ!>


<左礫集落(ひだりつぶて)家並みは10軒余りで、半減しているが、手打蕎麦屋
  さんがあって、毎週週末に営業している>

<右手に林道大日線があって、渡ると左に村社がある。平成元年に架けられた橋ですが
  ここでは、幹線道路並>

<次の三ッ瀬集落へ入る手前に、左から杖川(大日川支流)が合流>

<杖川-右に大日川ダム第一発電所がある>

<三ッ瀬集落-昭和30年代まで、この先は道路が狭く冬期は雪崩で山裾を徒歩で
  越えた難所の歴史>

<トンネルを越えると、数瀬集落>

<阿手集落-明治20年(1887)銅鉱脈が発見されて以降、昭和6年(1931)まで採掘
  して閉山した(大日ロッジ前に記念碑)。
  スキー場は昭和45年(1970)に開業、昭和55年(1980)以降スキーブームに乗って
  営業してきた。平成19年(2007)鳥越大日スポーツランドと名称変更し、全面改装して
  平成22年(2010)1月4日オープン~
平成24年(2012)2月26日、僅か二冬をもって
  廃止された。
   阿手集落の喜びは束の間、夢と消え去った。>


<山を越えれば、旧尾小屋鉱山・小松市大倉岳高原スキー場がある>

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