とりとめもないBLOG

ただの日記です

CBF1000 フロント・ブレーキパッド交換

2010-07-08 22:44:34 | CBF1000
CBF1000は前後共に同じブレーキパッドを使用します。バックプレートの形状はVFR800の06年型以降と同じです。純正部品の型番は前後で異なりますので、パッドの素材とか金属プレート有無の違いがあるのかな?
CBF1000がマイナーなバイクだからなのか、国内バイク用品メーカーのブレーキパッドの対応表に「CBF1000」の文字は見あたりません。
国内バイク用品メーカーのブレーキパッドで頻繁にセール対象になるのは、デイトナとRKなのですが、デイトナは適合するパッド自体が無いですし、RKはCBF1000用としては販売していません。VFR800 06-適合で895MA-XがCBF1000 ABSと共通のバックプレート形状になります。

ヤフオクで「NTB」とか「MOTOART」いうメーカーのブレーキパッドがCBF1000用として販売されているのですが、どんな感じなんでしょうかね。
上にも書いたとおり、フロント、リヤ共にブレーキパッドのバックプレート形状は同じです。 なので、とりあえず今回はフロントのパッドもリヤのパッドも少しずつ残っているから、フロント用に2セット購入し、今まで使ってたフロント用をリヤが消耗しきった際に流用しようと考えています。 良いか悪いかは別にして、リヤブレーキに消耗して微妙に効きが悪くなったフロント用のパッドを使い回しできるってのは、経済的…なのか? まぁ、たぶん大丈夫でしょう。ダメだったら上のヤフオク商品に手を出してみましょう。

さて、CBF1000はブレーキパッドの交換だけならキャリパーを外さなくても交換できるのですが、掃除も兼ねてやるつもりなので、キャリパーを取り外します(←タイヤ交換の時にもやったんだけどね)。 
キャリパーサポートとフローティングを兼ねている部品ををズルズルと引っこ抜いて、パッドが暴れないように押し付けてる板バネを外し、パーツクリーナーでブレーキダストを吹き飛ばした状態が、コチラ。

スライドピンにはテフロングリスみたいなのが、付着しております。

パッドと板バネを取り外したついでにピストンをギリギリまで出して、清掃した後、円陣家至高のABSO FRIENDをピストンに塗布して押し戻します。 本当はピストンを抜いてしまって、キャリパーを洗いたいのですが、CBSとかABSなんかがあって、エア抜きが面倒くさそうなので、やる気が起きないんですよね。ブレーキフルードの色もまだ大丈夫そうな感じだった ので、その辺はまた今度。

で、左側のキャリパーから取り外したパッドがコチラ。

あれ?そういえば、純正のパッドにはステンレス製断熱プレートがついていませんね。 今回買ったRKのパッドの注意書きには「ピストン側パッドは断熱プレート外して使ってね」と書かれているので、ここはパッドメーカーの言う事を信用して組みましょう。
ちなみに新品はこんな感じ。結構パッドが分厚いです。

で、これのピストン側だけ断熱プレートを外します。
キャリパーに板バネを取り付けるのですが、この際に、向きを間違えないように注意。まぁ、少し考えればわかるのですが、ピストン側のパッドは動くし、反対側のパッドは壁に張り付いて動きませんので、それに合わせた形状になっています。

で、パッドを組み込んだら、こんな感じ。

ピストンを完全に押戻してる状態で、ブレーキディスクの分厚さよりも少し広い程度の隙間しかありません。純正並に耐久性があれば言う事無いですが、そこは期待できそうにないかな…
この時点では、まだパッドを止めてるピンは手で締めてる程度で、ちゃんと締めていません。キャリパーを車体に取り付けてからの方が、きっちり締め付ける事ができますので、あくまでパッドが外れないようにしてるダケの状態です。

で、車体へキャリパー取り付け。 しっかり規定トルクで取り付けましょう。ちゃんと日頃から点検してるなら、ネジを舐めないように出来る限り強く締めるって感じでも大丈夫でしょうけど…すいません。私は後者です。トルクレンチ出すのが面倒くさくて。まぁ、今まで何度かトルクレンチと手トルクの誤差を測った事があるのですが、そんなに大きな誤差は無かったので、大丈夫w いや、気が向いたら、またトルクレンチで締めなおします…

取り付け終わったら、パッドのピンもしっかり締めておきます。

そんなわけで、左側終了。 右側も同じように頑張ります。一つ違うのは、右キャリパーの真ん中のピストンは後ろブレーキを踏まないと出てきません。 左側は前ブレーキで全部出てくるんですがね。 右キャリパーのピストンを掃除する際は、気をつけましょう。


ちなみに大阪府警の元白バイ(VFR800)乗りの友人に聞いた所によると、ブレーキパッドは、残厚がハガキ一枚分になるまで使うそうです。まぁ、営業車だしね。 でも、あんまりケチって欲しくない部品ではありますな。 RKの推奨は残厚2mmだそうです。それはそれで、早過ぎるだろ…って感じがしますが。
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