メンテナンス記録を書くのを忘れていた。5月4日に実家のスクーターが信号待ちの際にエンストするというので、確認してきた。
試走した限りでは特に異常は無かったものの、リヤブレーキが固着しかけていたので後輪を取り外して、パーツクリーナーを吹いて掃除しておいた。
次にリヤタイヤを交換する時には、ドラムブレーキのレバー軸を取り外してグリスアップぐらいはしておいた方が良いかもしれない。
それにしても母の乗るスクーターは何故毎度毎度リヤブレーキレバー軸が固着するのか…ブレーキかける時にブレーキ引きずりすぎなんじゃないだろうか。
そんなに頻繁に実家に寄る訳ではないので、ついでにオイルも交換しておく。前回からまだ1500kmだから少し早い気もするが、エンジンが止まるというのも気になるし、取り敢えずオイル交換して様子を見てみようという事で。
今回使用したオイルはモノタロウの車用の5w-30。母親の乗り方であれば、夏も冬もコレで十分だという事が分かったので4L缶で用意した。
相変わらずオイルゲージには乳化したオイルが付着していたが、これはもう使い方次第なので、どうしようもない。
オイル交換が終わって、部屋に入ると実家の猫が警戒度MAXで睨んでくる。
少しでも手を出そうものなら爪出し猫パンチの餌食となる為、基本的に放置だ。
それにしても、もう少し愛想良くできないものかなぁ。
ODO 26790km
今まで琵琶湖の北湖だけを周ったりした事はあったのだが、今回は完全に1周してきた。
奥琵琶湖のつづら尾崎展望台の辺りもショートカットせずに走る為、定番の反時計回りではなく(奥琵琶湖パークウェイが西から東への一方通行なので)時計回りでの走行となった。
いつも通りピエリ守山をスタート地点として、南湖を周る。 滋賀県の都市部を走行する事になるので、あまり走りやすいとは言えないものの、大阪や京都よりは走りやすい。
ただ琵琶湖のサイクリングロードは基本的に反時計回りを想定しているので、サイクリングロードの誘導ラインや看板は大抵反対車線側にしか設けられていない。
南湖側の走りにくさに多少辟易しながら琵琶湖大橋の湖西側に到着。湖西側のサイクリングロードは道順が非常に分かりにくい為、調子良く走っていると、大抵いつの間にかサイクリングコースから外れてしまう。 それでも昼間ならまだ分かりやすいのだけれど、これが夜になると疲れも相まって、もうコースなんてどうでも良くなってくるのだ。 今回は午前中に湖西を走行しているので、大きくコースを外れる事は無かったが、それでも少し迷走した。
奥琵琶湖パークウェイは琵琶湖一周の中で、唯一のヒルクライムらしいヒルクライムだが、一方通行の道路となっている。 自転車なら逆走可能なのかもしれないが、見通しの悪いつづら折れの道路で、特に「つづら尾崎展望台」から東側の下り坂は調子に乗った下手糞が突っ込んでくるかもしれないので、東から西への走行はやめた方が良いだろう。
奥琵琶湖パークウェイを通過した後は湖東を南下していくだけなのだが、この道は昼間にベストコンディションであれば、見晴らしが良く道は綺麗で交通量は少なく、とても気持ち良く走る事ができる。しかし、夕方の薄暗い時分、そこそこ疲れた状態で走ると、もうゴールまでの消化試合みたいな状態で淡々と走る事になる。
同行者の体調の問題や、いつも通り右膝の痛みが出た事もあって、結局12時間程かけて1周する事ができた。 実走行時間はサイコン上では8時間23分となっているが、ペダルを漕いでいない時間を考えると、体感的には9~10時間ぐらいなんじゃないかな。たぶん。
今回良い仕事をしたのはチューブレスタイヤのIRC ROADLITE TUBELESSとFulcrum Racing3だと思う。走行していて、とても楽に感じた。
ブログの履歴を見ると、かれこれ7年以上前に購入したタイヤとホイールなのだが、ひび割れもせず、空気を入れても抜けるような事も無く、グリップも不足無し。ホイールは1mmの振れも無いし良く回る。
あまり使っていないというのもあるのだが、殆ど使っていないのに同時期に購入したミシュランのLITHIONやPRO3があっさり崩壊した(規定空気圧を入れるとひび割れてゴムが剥がれ落ち、文字通り崩壊した)ので、私のような使い方ならミシュランよりもIRCの方が向いているのだろう。まぁ、レース用タイヤなのだから普通は崩壊するまでに使い切れるだろうという話ではあるが…
因みに色々と苦労して取り付けたTTハンドルバーだが、結局全く使わなかった。というか使えなかった。
「あの姿勢で高強度で漕ぐのは流石に辛いけど、軽く漕ぐだけなら肘置きにして楽出来るんじゃね?」とか思ってた私が馬鹿だった。
疲れてきたら、そもそもあの超前傾姿勢自体が辛い。漕ぐとか漕がないとか関係ない。
あと、ハンドル操作がシビアになりすぎて神経使うし、外乱に弱すぎてとてもじゃないけど一般道では怖くて使えない。 結局肘パッドに手のひらを置いて休む程度の使い道しか無かった。
中華の安物なので、金銭的には大して痛くは無いものの、捨てるのも勿体ないのでガラクタ箱行き確定。
足の筋肉痛や関節痛は二日後にやってきて三日目には治まっていたけど、何故か僧帽筋が筋肉痛(?)で、此奴が当日の晩から三日目の晩まで続いたのが辛かった。
湿布を張ったり軟膏を塗ったりしてたのだがなかなか治らず、結局、風呂桶に湯を張って入ったら治ったので、風呂は偉大だと思った次第。
ロードバイクのハンドル回りはバーテープを巻いているので、思いのほかスペースが無い。
今回琵琶湖一周で楽をしたいが為にTTハンドルバーを取り付けたので、スマートフォンを取り付けるスペースが無くなった。
基本的に方向音痴なので、走行中は見ないにしても常時地図表示はしておきたいので、RAMマウントをどこかに取り付けてスマートフォン置き場を確保しようと考えた。
先にも書いたがハンドルバーはTTバー取り付けのため既にスペースは無い。
そうなると、ハンドルクランプに共締めするタイプ、ヘッドパーツに共締めするタイプ、トップチューブに取り付けるバッグに入れるタイプとなる。
ハンドルクランプやヘッドパーツに取り付けるにしても部品が要るわけだが、GoProマウントの物は手持ちにあるものの、GoProマウントのスマートフォンホルダーは貧弱で自転車走行に耐えないと思われる物ばかり。
ではRAMマウントにするかと探してみたものの、ヘッドパーツにしてもハンドルクランプにしても既成の物を見つける事ができなかった。
ツーリングの日程も2日後と差し迫り、どうしたものかと思案しながらガラクタ箱を漁っていると、バイク用のM8ボルトベース(RAM-B-367U)が転がっていたので、これを使う事にした。
ヘッドパーツのネジはM6なので、自宅に大量に転がっているステンのM6キャップボルトを用意する。RAMマウントベースの長さ分必要なので、結構長めのボルトが必要。
M6のキャップボルトをそのまま使っても抜けはしないと思うが、ワッシャを入れておいたほうが安心できるだろう。
ヘッドパーツのキャップボルト穴にはRAMマウントベースは入らないので、適当なアルミのカラーを入れて、RAMマウントベースとヘッドパーツの間に樹脂ワッシャを噛まし共締めする。
これにRAMの短めのアームとスマートフォンマウントを取り付ければ、なんとか形にはなった。
今回は暫定処置でこれを実施したのだけれど、既製品で同様の物が販売されていないのは意外だった。M8ボルトベースみないな物を自転車用に最適化して作って販売すれば、それなりに需要はありそうな気がするんだけどなぁ…と思って、ちゃんと探したら、使えそうなのが売られていた。
RAM純正ではないけれど、M6ボルトベース[RM25-C9]という物が売っている。 が、せめてRAMのM8ボルトベースぐらいの値段にしてほしい。