こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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受け持ち制を考える・・

2011-02-25 23:55:25 | 訪問看護、緩和ケア
ここ数年、何度も課題として持ち上がるのが受け持ち制。

各ステーション、いろいろな形態で訪問をしていると思いますが、うちは昔からずっと受け持ち制でやっています。

でも、これもいろいろな問題があります。

・担当ひとりで、全部しょってしまいがちだと言う事。
・自分の看護の在り方や、手技について「本当にこれでいいの?」と疑問に思う事。
・患者さんとの関係が強くなりすぎて、患者さんが担当以外受け入れてくれなくなることがある。
(代行を頼むと、「それならお休みでいい。」と言われてしまったりする。)
・大変な患者さんを受け持つと、精神的にも肉体的にもストレスがかかること。

などです。

一方良い点としては、
・患者さんの普段の状態や背景を、よく理解できているので正確な判断ができること。
・患者さにとって、担当者がいることで、安心感が得られ相談しやすいこと。
・特に、人との接触が苦手な患者さんの場合は、安心感が大きいこと。
・お看取りの場合などは特に、看護師に達成感が獲られること。
・患者さんやご家族との信頼関係がつよくなること。

などですか・・・。

受け持ち制ではなくて、グループ制だったり、完全に毎日シャッフルして、効率的に回っているところもあります。

受け持ち制でない場合は、看護師の精神的な負担は減ると思いますが、逆に責任の所在がはっきりしなかったり、どこか落ち着かない感覚を持つのではないでしょうか。

なので、両方のいいとこどりができたらいいなと思ったりします。

・担当者はいるものの、定期的に担当者を交代する。
・グループで持って、中で交代で訪問する。

うーん、どっちがいいのだろうか???

患者さんも安心できて、スタッフの精神的な負担が軽減できて、勤務表も簡単に作れるのは、どんな方法でしょうかねぇ・・。

初回訪問の時に「あまり人を変えてほしくない。」という言葉もよく聴くのですが・・。
中途半端に大規模ステーションの仲間入りをしているので、よけい難しいのが現状です。


とりあえずは、時々担当が交代して見たりしながら、模索していくしかないかと思います。


ところで、今日はすごく暖かでしたね。
もうすぐ春だなぁ・・と、あちこちで案じられたと思います。

今朝の我が家の庭
福寿草の周りに、勿忘草や水仙やシュウメイギクの葉っぱが出ているのがわかります。

かなり蕾も開いていますね。

サクラソウも、これからがシーズンですね。
可憐な花です。

そして、はやくもキンセンカ。
 このオレンジは大好きです。

明日はまた肌寒くなるとか・・・
はやく春本番が来ないかな。