クリントンではなく 沖縄県民にこそ称賛される道を選ぶべき
普天間:クリントン米国務長官 鳩山首相を「称賛」
2010年5月24日 19時44分
【北京・浦松丈二】クリントン米国務長官は24日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、鳩山由紀夫首相が「沖縄県内移設という困難かつ正しい決断をしたことを称賛する」と述べた。訪問先の北京で同行記者団に語った。
鳩山首相が23日、仲井真弘多(なかいま・ひろかず)・沖縄県知事らと会談し、普天間飛行場を、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)に移設する方針を表明したことを受けた発言とみられる。
クリントン長官は「沖縄住民の負担軽減のために日本政府と共に努力していく」と約束し、県民感情への配慮を示したほか、「鳩山首相が約束を果たすために決断したこと、彼の勇気に感謝する」とした。