東京新聞のネットにこんな記事…
別世界 『麻生御殿』 渋谷一等地 高台の洋館 2008年9月29日 14時00分
麻生太郎首相の誕生で、どうしても気になるのが、連日のようにテレビで映し出される豪華な自宅だ。皇族とも縁戚(えんせき)関係を持つ超セレブであることは分かっていても、「麻生御殿」の威容には圧倒される。中山成彬前国土交通相の辞任で早くも政局が揺れる中、周辺をルポしてみた。 (小川慎一)
麻生邸がある渋谷区神山(かみやま)町は、南側に接する松濤(しょうとう)とならぶ都内きっての高級住宅街だ。その中でも高台のてっぺんにある麻生邸は約二千四百平方メートルの広大な敷地に木造三階建ての洋館がそびえ、ひときわ威容を誇る。
近くの不動産業者は「渋谷の地価は下がったとはいえ、あのあたりは一坪(三・三平方メートル)当たり八百万円ぐらい」という。実勢価格では、土地だけで五十億円を超える計算だ。もともとは隣接する弟の「麻生」社長泰(ゆたか)氏の土地と合わせ五千平方メートルを超える大豪邸だった。
麻生邸前の通りには、ほぼ百メートルおきに警察官が配置される警戒ぶり。記者が麻生邸前に到着すると、早速、五、六人の警察官に囲まれ、社名や連絡先、取材目的から取材時間までこと細かに聴取された。
坂道を下って、近くの商店街へ。(詳しくは…)