社民党を大きく オムライス党を応援

力のない、組織のない、お金もない ないない尽くしの社民党を、何も持たないものが勝手に応援するブログ

イスラエル大使館前でガザ空爆に抗議  読売新聞

2008年12月30日 | Weblog
中東出身者ら300人、大使館前でガザ空爆に抗議
パレスチナ情勢


イスラエル大使館前で行われた空爆に対する抗議行動(東京・千代田区で)=吉川綾美撮影 イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆に抗議する集会が30日、東京都千代田区のイスラエル大使館前で開かれた。

 日本在住の中東出身者や人権団体のメンバーら約300人が、ロウソクに火をともして340人を超える犠牲者を追悼した。



抗議のメッセージを掲げる子どもたち(東京・千代田区で)=吉川綾美撮影 集会を呼びかけたのは、アムネスティ・インターナショナル日本やパレスチナ支援団体など12団体。「いかなる状況でも民間人に対する軍事攻撃は容認されてはならない」として、攻撃の即時停止を求める要請文を大使館の新聞受けに入れた。

 参加者には中東出身者の子どもも多く、「子供を殺さないで」と書いた紙を掲げる姿も。友人3人と参加した川崎市宮前区、会社員阪朋実さん(22)は「平和を祈る思いが現地に届けば」とロウソクを手に黙とうをささげていた。

(2008年12月30日20時48分 読売新聞)

派遣切りから2か月、所持金底つき炊き出しの列に (読売新聞)

2008年12月30日 | Weblog
以下引用です

派遣切りから2か月、所持金底つき炊き出しの列に
大揺れ雇用
 「派遣切り」や「雇い止め」の動きが広がる中、職と住まいを失った派遣労働者や期間従業員が、厳しい年末年始を過ごそうとしている。

 都会の公園で行われている炊き出しを訪ねると、瀬戸際まで追いつめられた彼らの姿があった。

 29日午後7時。東京・新宿の新宿中央公園の広場では、炊き出しに300人以上が列を作っていた。

 その一人、茨城県内の大手電気機器メーカーの工場で派遣労働者として働いていた河野泰享(やすたか)さん(33)は、肉と野菜の煮込みをご飯にかけた丼を受け取ると、立ったまま食べ始めた。

 河野さんは10月上旬に派遣会社から「工場が減産になるので辞めてほしい」と通告され、同月中旬、職探しのため上京した。交通量の調査など日雇いのアルバイトをしながら、夜はファストフード店などで寒さをしのいでいたが、年末になって仕事が途絶えた。今の所持金は500円。今月からは新宿駅周辺で寝泊まりしている。

 荷物は路上で寝るためのシートなどが入ったリュックサック一つ。広島出身だが、住民票は茨城県の派遣先の寮の住所のままで健康保険証もない。「健康だから路上の寒さにも耐えられるが、病気になったら……」。河野さんは食事を終えると新宿駅に足を向けた。

 同公園で28日~来月4日の予定で炊き出しをするボランティア団体「新宿連絡会」によると、炊き出しに来る人は昨年より2割ほど多く、若い人も増えているという。

 28日夜、名古屋市内の公園でも元派遣労働者の男性(40)が炊き出しに並んでいた。浜松市の自動車関連工場で働いていた男性は今月初め、派遣契約を打ち切られ、同僚8人とともに寮を追い出された。手元の蓄えは約20万円。「親の世話にはなれない」と北海道の実家には帰らず、職探しのため名古屋に来て、サウナやカプセルホテルに寝泊まりしていたが、26日夜、ついに所持金が底をついた。

 通りかかった公園で、見よう見まねで段ボールを敷き、新聞を体に巻き付け寝ようとした。だが、あまりの寒さに1時間も我慢できなかった。その日は一晩中、街を歩いて朝を迎えた。

 「来年は、正社員として働けるところを見つけたい」。男性は、そう言って公園を後にした。年末年始は市の無料宿泊施設への入居を申し込むつもりだという。

(2008年12月30日03時04分 読売新聞)

福島社民党首、雇用基金の創設要望 (時事通信から)

2008年12月30日 | Weblog

以下引用です

福島社民党首、雇用基金の創設要望=河村官房長官「検討の必要ある」

 社民党の福島瑞穂党首は29日午前、衆院議員会館で河村建夫官房長官に会い、大分キヤノンなどによる非正規労働者の大量解雇問題を受け、大分県内での失業者への職業紹介・訓練や住宅の提供、生活資金の貸与などを目的とした「緊急雇用安定基金」(仮称)を創設するよう求めた。河村長官は「検討してみる必要がある。助け合いの精神は日本の美徳だ。やれることはやりたい」と応じた。 
 一方で、河村長官は「補正を通さないことには(雇用対策は)実行できない」と述べ、来年の通常国会で2008年度第2次補正予算案の早期成立へ協力を要請。福島氏は「社民党は政局にはしない」と答えた。
 同党は今月21、22の両日、重野安正幹事長らが大分キヤノンを視察しており、同県を対象とした基金の創設を「全国のモデルケース」にしたい考えだ。(了)
(2008/12/29-12:01)


ガザからの発信

2008年12月29日 | Weblog
以下転送です。

みなさま、

京都の岡です。
空爆下のガザのアブデルワーヘド教授のメールを転送します。
同教授はガザ・アル=アズハル大学の英文学科の教授です。
電気が切れたガザで、発電機でかろうじて電力を維持しながら、世界に向けて発信しています。

イスラエルがハマースの攻撃に対する報復としてハマースの拠点を攻撃しているという日本の報道は偽りです。
これは、非戦闘員、民間人に対する大量虐殺です。

重慶・ゲルニカ・ドレスデン・東京大空襲、そして、ヒロシマ・ナガサキ、同じことが2008年12月の今、起きています。

******   転送歓迎 ****************

25の建物がイスラエルに空から攻撃された。建物はすべて地上レベルに崩れ去った。死者はすでに250名に達する。負傷者は何百人にものぼるが貧弱な設備しかないガザの病院では、彼らは行き場もない。電気も来ないが、ディーゼル発電機でなんとかこれを書いている。世界にメッセージを送るために。携帯電話もすべて使用できない!

Sent: Saturday, December 27, 2008 8:03 PM
Subject: FW: <PEF> Christmas News


25 building have been hit by Israeli aircrafts. All of it have been leveled
to the ground. An estimation of 250 dead so far! Hundreds of injured find
no place in the poorly equipped hospitals of Gaza city. No electricity but
I am working on a desiel generator, to send off this message. All mobile
phones are out of work too!


Prof. Abdelwahed
Department of English
Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza


==2==件名:ガザより(2) 27日午後6時
       送信日時:2008/12/28 11:29:28

なんという光景だ。数分前、パレスチナ側のカッサーム・ロケットが飛んでいく音が聞こえた。続いて、もう一つ、そして爆発音。2発目は、パレスチナ人を標的にしていたイスラエルの機体から爆撃されたものと思われる。今、聴いたニュースによれば、イスラエルのアパッチ・ヘリが攻撃したのは、釣堀用の池のあるリクリエーション・グラウンドだという。シファー病院は、195人の遺体、570人の負傷者が同病院に運ばれていると声明を発表している。刻一刻と死傷者の数は増え続けている。これはガザ市だけの数字だ。ほかの町や村、難民キャンプからの公式の発表はない。
自宅アパートの近くで末息子がスクール・バスを待っていたところ、以前、国境警備局があったところが攻撃された。息子が立っていたところから50メートルしか離れていないところで、男性二人と少女二人が即死した!
真っ暗な夜だ。小さな発電機を動かして、ネットを通じて世界と交信している。

----- Original Message ----- From: prof abdelwahed
Sent: Sunday, December 28, 2008 1:03 AM
Subject: Gaza at 6:00 p.m.


It is horrible outside! Minutes ago I heared a hissing of a Palestinian
Kassam, then another one accompanied with an explosion; it seems that
the second one received a bomb from an Israeli aircraft that could have
targeted the Palestinian group! In the news now, Israeli Apatchi targeted
a recreation ground with fish ponds! Shifa hospital stated that there is
more than 195 dead bodies and more than 570 injured there! Every minute
the number of casulties rise up. Those figures are in Gaza, and there are
still no official statements from other towns, villages and refugee camps!
Near my apartment my youngest son was waiting for his school bus
when the former preventive security department was hit. 5o meters from
where he was standing two men and two young girls died immediately!

Its ustterly dark night now. I am operating a small generator to contact
the world via internet.



Prof. Abdelwahed
Department of English
Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza


==3==件名:ガザよりガザより(3) 27日午後8時
       送信日時:2008/12/28 11:48

今宵、ガザの誰もが恐怖におびえている。完全な暗闇。子どもたちは恐怖から泣いている。死者は206人。遺体はシファー病院の床の上に横たえられている。負傷者は575名をうわまわるが、同病院の設備は貧弱だ。病院事務局は市民に輸血を要請している。教員組合は虐殺に抗議し3日間のストライキを決定。イスラエルの機体がガザ市東部を爆撃、大勢の人々が死傷した。犠牲者の数は増え続けている。瓦礫の下敷きになっている人々もいる。一人の女性は二人の幼い娘と一人の息子を亡くした。彼らは通学途中だった!

----- Original Message ----- From: prof abdelwahed
Sent: Sunday, December 28, 2008 3:03 AM
Subject: Gaza at 8:00 p.m.


Tonight everyone is scared in Gaza. Its totally dark; children cry
from fear. 206 people dead. They are lined on floor at Shifa hospitals.
More than 575 are injured but the hospital is poorly equipped.
Hospital's administration called upon the people to donate blood.
Teachers' sydicate
declared 3 days strike in protest against the masacre. Just in, Israeli
aircrafts hit to places to the east of Gaza city where a number of people
killed and injured. The unmber of casulties is on the rise! There are
people
under rubble. One mother lost two younf daughter and one son as
they were on their way to school!




Prof. Abdelwahed
Department of English
Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza


==4==件名:ガザより(3) 27日午後11時
       送信日時:2008/12/28 11:49

11:00pm。イスラエルのF16型戦闘機による、複数回にわたる新たな爆撃。ガザでは3つのテレビ局を視聴できるが、これは電力をなんとか確保できた場合の話だ。空爆はガザ市東部に集中。
ある女性は10人の家族を失った。生き残ったのは彼女と娘一人だけだ。
娘はメディアに向かって、何も語ることができなかった。何が起こったのか見当がつかない、と彼女は言う。町のいたるところでパニックが起きている。最悪の事態が起こるのではないかとみな、恐れている。エジプト、ヨルダン、レバノンで、この残虐な空爆に対するデモが行われた。死者数は、219以上にのぼる。
225という説もある。(アブデルワーヘド、ガザ)

Sent: Sunday, December 28, 2008 6:09 AM
Subject: RE: Gaza Crisis



11:00 p.m. New air raids by Israeli F16s. On TV Gazans can see
only three channel. This is in case they enjoy electic power
in a way or another. Raids are concnetrated at the eastern
parts of the city of Gaza. One woman lost 10 of her family.
Only she and a daughter remained alive. Daughter could not
speak to the media because she did not know what happened,
as she said! Panic is everywhere in the city and we anticipate
the worse to come! Demonstrations erupted in Egypt, Jordan and
Lebaon against the brutal bombing! Death toll climbed to
more than 219 but other sources mentioned 225.



Prof. Abdelwahed
Department of English
Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza


==5==件名:ガザより(4) 空爆下、冷たく暗闇のなかで
       送信日時:2008/12/28 11:51

今晩、爆破のせいで窓ガラスが砕け散った家庭にとっては冷たい夜だ。ガザの封鎖のため、窓ガラスが割れても、新たなガラスは手に入らない。私が居住するビルでは、7つのアパートが、凍てつく夜をいく晩もそうした状態で過ごしている。彼らは割れた窓をなんとか毛布で覆っている。
何百軒もの家々が同じ境遇に置かれているのだ!私に言えることはそれくらいだ。他方、ハニーエ氏は地元テレビでハマースについて話をした。彼の話は、士気を高め、ハマースは屈服しないということを再確認するものだった。死者の数は210に、重傷を負った者もも200人に達した。今また、ガザの北部で新たな爆撃が!(アブデルワーヘド、ガザ)

----- Original Message -----
FTonight is cold mailey for those whose windows glass
shattered by the explosions or as a result of it.
With Gaza closure, there is no glass available for
the widows. In the apartment building where I live, 7
apartments witness freezing cold nights! They used
blankets to cover in the place of the broken windows.
Hundreds of homes live the same situation! This is
the least to say. On the other hand, Mr Hanieh gave a
televied speech on Hamas local TV station. His speech was
to raise morale and to re-confirm that Hamas will not
surrender. Death toll has climbed to 210. Also there are
200 seriously injured people around as well. Now another air raid to the
north of Gaza city!

All best,


Prof. Abdelwahed
Department of English
Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza


==6==件名:ガザより(5) ガザに対するイスラエルの攻撃を
中止させる行動を!
       送信日時:2008/12/28 11:53

今、10分のあいだに5回の空爆。標的は人口密集地域の協会や社会活動グループ。モスクもひとつやられた。もう30時間、電気が来ない。なんとか小さな発電機でこらえている。インターネットで世界に発信するためだ。

----- Original Message -----
From: prof abdelwahed
Sent: Sunday, December 28, 2008 6:40 AM
Subject: FW: Emergency Alert: Take Action to End Israeli
Attacks on Gaza


Five air raids in 10 minutes now! Targets are societies
and groups of social works in thickly populated areas.
One mosque was hit as well.

I am without electricity for 30 hours so far. I am still
operating a small generators to contact the world via internet!



Prof. Abdelwahed
Department of English
Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza


==7==件名:ガザより6) イスラエルから脅迫電話が!!
       送信日時:2008/12/28 11:55

京都の岡です。
世界に向けてガザの状況を発信しているワーヘド教授に対し、脅迫電話がありました。


*******************

今しがた、イスラエルから何者かが電話してきた。末息子が応答したが、電話の主は、私が武器を所有しているなら、住まいを攻撃すると脅しをかけてきた。
(アブデルワーヘド、ガザ)


An Israeli caller has just rang up. My youngest son
answered. The caller threatened that if I have any weapons
they will hit my place!!!!!






社民の調査団 抗議集会に参加、意見聞く  (大分合同新聞)

2008年12月26日 | Weblog

以下 引用です

 

社民の調査団 抗議集会に参加、意見聞く

[2008年12月22日 11:47]

大分キヤノンの本社正門前で抗議活動をする労働組合のメンバーら=21日午後・国東市安岐町

 非正規労働者の大量解雇問題について、保坂展人衆院議員ら社民党の調査団が二十一日、来県。大分キヤノン前(国東市安岐町)での抗議集会に参加し、解雇された請負労働者と大分市内で意見交換した。
 抗議集会には約百人が参加。保坂議員らが「請負会社が勝手に(雇用契約を)切ったというのは言い訳。非正規労働者の努力でここまで発展してきたことを忘れたのか。なぜ地域の雇用を守れないのか」と発注元の対応を批判した。
 大分市内では、請負会社を解雇された労働者らでつくる日研総業ユニオン大分キヤノン分会(加藤州平分会長)の分会員七人から現場の実態などを聞いた。
 分会員からは「請負会社から非正規労働者が解雇される一方、大分キヤノンは多くの期間従業員を募集している。自分たちの方が作業に熟練しているにもかかわらず、応募をしても書類選考で落とされる」と、発注元の対応に疑問を訴える声が相次いだ。
 また「非正規から正社員になっても請負会社の寮を出なければいけないといった理由で、手取りはむしろ少なくなる。彼らは“なんちゃって正社員”と言われている」など、雇用形態が改善されても労働条件はむしろ悪化している実態を訴える声もあった。
 社民党はこの日聞いた意見などを基に二十二日、大分キヤノンなどに申し入れをする。


ほさかさんのブログから

2008年12月26日 | Weblog

キャノン こんなに でたらめで


 


 

厚生労働省は、10月から来年3月までの製造業などで働いてきた派遣・請負労働者の「雇止め」「中途解約」などの失業が8万5千人になる見通しだと発表した。社民党の福島みずほ党首の要求のもとに、前回は3万人と発表した時点でも大騒ぎになったが、わずか1カ月足らずで5万5千人も増加したことになる。政府の雇用対策も後手後手にまわり、大手企業が自由自在に雇用カットすることに有効な歯止めがかけられないままに失業し、住居を失う人たちが急増している。11月の段階では「社会問題」として語られたが、これはすでに「天災」ならぬ制度変更による「人災」だが、「災害」であり、その犠牲となった人々は「被災者」として社会的に支援しなければならない存在になった。同時に、大量解雇に歯止めをかける政策を発動しないと、さらに失業者群は膨張していき中小企業や、大手企業の正社員まで解雇が連鎖していく「雇用クラッシュ」となる。

[新聞記事引用]

失業者8万5千人に拡大 11月調査から大幅増

 世界的な景気悪化の影響で、今年10月から来年3月までの間に失業したか、失業が決まっている派遣社員ら非正規労働者が8万5012人に達したことが26日、厚生労働省の全国調査で分かった。11月の前回調査から約5万5000人も増え、期間満了に伴う「雇い止め」など企業の雇用調整が急速に進んでいる実態が明らかになった。(
47ニュース)

そして、ついに私たちの要求に答えて舛添厚生労働大臣は、雇用促進住宅の廃止対象住宅3万戸を開放することを決定。12月5日に衆議院予算委員会で、ダメ押し的に要求してから20日間で厚生労働省も「新規入居お断り」の札を一時降ろすことになった。実はこの時の予算委員会のやりとりに絡んで、私の指摘したことが大きなニュースになっている。

12月5日、衆議院予算委員会のテレビ中継入りの麻生総理との質疑で、大分キヤノンの求人票に「労働組合は加入対象となりません」と記載されていることを質した。手製のパネルを作成し、ハローワークがこのような求人票を作成すること自体問題だと指摘をすると、舛添厚生労働大臣は「不適切な記載として、ただちに大分労働局に対して指示をして削除させた」と答弁した。その「不適切な記載」を発見し質問した私としては、いささか奇異な記事が今朝の日本経済新聞社会面トップに掲載された。

[記事より引用開始]

大分キヤノンの求人に不適切記載 厚労省「ハローワークに問題」

 キヤノン子会社「大分キヤノン」(大分県国東市)が今月、公共職業安定所(ハローワーク)で公開した期間社員の求人票に、労働組合に入らないことが雇用条件と、求職者が誤解する恐れのある記載があったことが25日、分かった。記載は同社とハローワークが協議して決めたもので、厚生労働省が「不適切」として大分労働局に指導し、削除させた。

 同省職業安定局は「詳しい経緯は調査中だが、ハローワークは本来こうした記載がないよう指導する立場にあり、対応に問題があった」と話している。労働局に対するこうした指導は異例で、雇用を巡る不安が広がる中、ハローワークや企業の配慮を欠いた対応に批判の声が上がりそうだ。(
日本経済新聞)

[引用終了]

予算委員会で私が質問した時点でテレビ中継されているので、「労働組合に入らないことが雇用条件と、求職者が誤解する恐れのある記載があったことが25日、分かった」と、あたかも「新たなニュース」として把握したように書いているのはなぜなのかと疑問に思う。新聞ジャーナリズムであれば、情報の出所を示してしかるべきだろう。しかも、私たちはこの「大分キヤノン問題」で12月22日に大分労働局職業安定部長やこの求人票を受け付けた別府公共職業安定所長にも詳しく事情を聞いている。今日の日本経済新聞を見ると、「キヤノン広報部は『記載はハローワーク側の配慮で加えられた。当社が組合活動を制限しているとの誤解を与えたとすれば残念だ」と話している」とコメントを掲載し、ハローワークの「配慮」の結果、迷惑を受けているが如き印象さえ持つ内容となっている。

今日の5時過ぎに、厚生労働省の職業安定局首席職業指導官にこのキヤノンのコメント通りなのかを確認すると、「事実と違います」ということだった。私たちの手元にも、別府公共職業安定所長とのやりとりが残っている。

(大分労働局の答弁・別府公共職業安定局長)

求人票の経緯について

11月下旬に会社(キヤノン)の方から相談がございまして、「会社には労働組合があるのだけれど、期間社員は会社の組合の組合には入っていない、と言うような現状の中で、求人票の中には、労働組合有りと記載してあるので、応募者から、面接の時に質問を受けることがある。誤解や混乱を生むことになるよりも、求人票に表示できないか」と言ったようなご相談がありまして、、、

保坂 相談があったの?

所長 はい。で、うちの方も…記載したわけです。私も出来るだけ、求職者の方に分かりやすいように、詳しく書いて下さいと、今まで指導してきたところでございますけれども、結果的に求職者の方に誤解を与えたことになって、ご迷惑を掛けま
した。12月14日に削除したところです。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。

保坂 職業安定所、ハローワークの方で勝手に書いたと言うことは?

所長 そういうことはございません。(キヤノンから)相談があって、いろいろ細かいことを書いておりますので、どこの欄に書こうかなというようなことを相談しまして、ここに書いた形になったわけです。うちの方だけで書いたということとは理解しておりません。

[ヒアリングメモ終わり]

企業も職業安定所も「憲法」も「労働組合法」もすべて眼中にないという実態があらわになった。今日は、厚生労働省に対して改めて大分キヤノンに「記載を削除」した経緯と理由、さらにはこの求人票を見て就業している労働者に対して、「誤った表記をして求人票を出したことに対してのていねいな訂正と正しい説明」をするように要求した。この件は、今日で「仕事納め」というわけにはいかない。年末ぎりぎりまで追及していく。




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社民党福島みずほ氏らがニコニコ動画で生討論「非正規切りは許さない!」

2008年12月25日 | Weblog
大手企業での非正規社員解雇が社会問題となっているが、「ニコニコ動画(ββ)」の「ニコニコ生放送」に、明日12月25日16時より社民党党首の福島みずほ氏らが出演、労働政策トークとして生討論を行う。

 番組では、社民党党首の福島みずほ氏と参議院議員の近藤正道氏が、「非正規切りは許さない!〜社民党・労働政策トーク〜」と題して討論。司会は衆議院議員の保坂展人氏がつとめる。生放送中にユーザーがリアルタイムに書き込むコメントからも質問を受け付け、議員が回答、討論をしていく。不景気感が覆う中、労働者の雇用が危機に瀕している。社民党が存在意義を見せられるか、非正規社員労働者問題は同党の最重要課題として浮上してきた。

(関口賢@RBB 2008年12月24日 14:35)


「非正規切りは許さない! 」社民党・福島党首らがニコニコ生放送で25日討論

2008年12月25日 | Weblog

動画投稿サイト「ニコニコ動画(ββ)」を運営するニワンゴは24日、ニコニコ生放送において、社民党党首の福島みずほ氏、同党参議院議員・近藤正道氏、同党衆議院議員・保坂展人氏が25日午後4時から、雇用問題をテーマに討論すると発表した。

「『非正規切り』は許さない! ~社民党・労働政策トーク~」と題し、福島氏と近藤氏が雇用問題について討論する。司会は保坂氏が務める。

生放送中にユーザーがリアルタイムに書き込むコメントからも質問を受け付け、議員が回答、討論をしていく。