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安全保障法制改定法案に反対する日本弁護士連合会会長声明

2015年05月30日 | Weblog

安全保障法制改定法案に反対する会長声明

 本日、政府は、自衛隊法、武力攻撃事態法、周辺事態法、国連平和維持活動協力法等を改正する平和安全法制整備法案及び新規立法である国際平和支援法案(以下併せて「本法案」という。)を閣議決定した。


本法案は、昨年7月1日の閣議決定を受け、また本年4月27日の新たな日米防衛協力のための指針の合意に合わせて、自衛隊が、平時から緊急事態に至るまで、地理的限定なく世界のどこででも、切れ目なく、自らの武力の行使や、戦争を遂行する他国の支援、停戦処理活動等を広汎に行うことを可能とするものである。


本法案の問題点は極めて多岐にわたるが、次に指摘する点は特に重大である。


まず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされる等の要件を満たす事態を「存立危機事態」と称し、この場合に、世界のどこででも自衛隊が米国及び他国軍隊とともに武力を行使することを可能としている。しかし、これは、憲法第9条に違反して、国際法上の集団的自衛権の行使を容認するものである。


次に、我が国の平和と安全に重要な影響を与える「重要影響事態」や、国際社会の平和と安全を脅かす「国際平和共同対処事態」において、現に戦闘行為が行われている現場でなければ、地理的限定なくどこででも、自衛隊が戦争を行っている米国及び他国軍隊に、弾薬の提供等まで含む支援活動を行うことを可能としている。これでは、従前禁止されてきた他国との武力行使の一体化は避けられず、憲法第9条が禁止する海外での武力行使に道を開くものである。


さらに、これまでの国連平和維持活動(PKO)のほかに、国連が統括しない有志連合等の「国際連携平和安全活動」にまで業務範囲を拡大し、従来PKOにおいてその危険性故に禁止されてきた安全確保業務や「駆け付け警護」を行うこと、及びそれに伴う任務遂行のための武器使用を認めている。しかし、この武器使用は、自己保存のための限度を超えて、相手の妨害を排除するためのものであり、自衛隊員を殺傷の現場にさらし、さらには戦闘行為から武力の行使に発展する道を開くものである。その危険性は、新たに自衛隊の任務として認められた在外邦人救出等の活動についても同様である。


これらに加え、本法案は、武力攻撃に至らない侵害への対処として、新たに他国軍隊の武器等の防護を自衛官の権限として認めている。これは、現場の判断により戦闘行為に発展しかねない危険性を飛躍的に高めるものである。


以上のとおり、本法案は、徹底した恒久平和主義を定め、平和的生存権を保障した憲法前文及び第9条に違反し、平和国家としての日本の国の在り方を根底から覆すものである。また、これらの憲法の条項を法律で改変するものとして立憲主義の基本理念に真っ向から反する。さらに、憲法改正手続を踏むことなく憲法の実質的改正をしようとするものとして国民主権の基本原理にも反する。


よって、当連合会は、本法案による安全保障法制の改定に強く反対するとともに、基本的人権の擁護を使命とする法律家の団体として、本法案が成立することのないよう、その違憲性を強く訴えるものである。

 

 

  2015年(平成27年)5月14日

日本弁護士連合会      

 会長 村 越   進 


 日本国憲法の立憲の精神を遵守する政府を願う 真宗大谷派声明

2015年05月30日 | Weblog

2015年5月21日更新

安全保障関連法案に対する宗派声明発表

 

 このたび、国会に提出された「安全保障関連法案」に対し、真宗大谷派では5月21日、宗務総長名による宗派声明を発表しました。

 日本国憲法の立憲の精神を遵守する政府を願う
「正義と悪の対立を超えて」

 

 私たちの教団は、先の大戦において国家体制に追従し、戦争に積極的に協力して、多くの人々を死地に送り出した歴史をもっています。その過ちを深く慙愧する教団として、このたび国会に提出された「安全保障関連法案」に対し、強く反対の意を表明いたします。そして、この日本と世界の行く末を深く案じ、憂慮されている人々の共感を結集して、あらためて「真の平和」の実現を、日本はもとより世界の人々に呼びかけたいと思います。
 私たちは、過去の幾多の戦争で言語に絶する悲惨な体験をいたしました。それは何も日本に限るものではなく、世界中の人々に共通する悲惨な体験であります。そして誰もが、戦争の悲惨さと愚かさを学んでいるはずであります。けれども戦後70年間、この世界から国々の対立や戦火は消えることはありません。
 このような対立を生む根源は、すべて国家間の相互理解の欠如と、相手国への非難を正当化して正義を立てる、人間という存在の自我の問題であります。自らを正義とし、他を悪とする。これによって自らを苦しめ、他を苦しめ、互いに苦しめ合っているのが人間の悲しき有様ではないでしょうか。仏の真実の智慧に照らされるとき、そこに顕(あき)らかにされる私ども人間の愚かな姿は、まことに慙愧に堪えないと言うほかありません。
 今般、このような愚かな戦争行為を再び可能とする憲法解釈や新しい立法が、「積極的平和主義」の言辞の下に、何ら躊躇もなく進められようとしています。
 そこで私は、いま、あらためて全ての方々に問いたいと思います。

 「私たちはこの事態を黙視していてよいのでしょうか」、
 「過去幾多の戦火で犠牲になられた幾千万の人々の深い悲しみと非戦平和の願いを踏みにじ
  る愚行を繰り返してもよいのでしょうか」と。

 私は、仏の智慧に聞く真宗仏教者として、その人々の深い悲しみと大いなる願いの中から生み出された日本国憲法の立憲の精神を蹂躙する行為を、絶対に認めるわけにはまいりません。これまで平和憲法の精神を貫いてきた日本の代表者には、国、人種、民族、文化、宗教などの差異を超えて、人と人が水平に出あい、互いに尊重しあえる「真の平和」を、武力に頼るのではなく、積極的な対話によって実現することを世界の人々に強く提唱されるよう、求めます。
 

2015年5月21日
              
真宗大谷派(東本願寺)宗務総長

翁長・沖縄知事:「知らんぷりはできぬ、米国に伝える」毎日新聞を読む

2015年05月27日 | Weblog

翁長・沖縄知事:「知らんぷりはできぬ、米国に伝える」

毎日新聞 2015年05月27日 11時34分(最終更新 05月27日 17時41分)

訪米前に那覇空港で行われた出発式で話をする翁長雄志・沖縄県知事(左から2人目)=那覇市で2015年5月27日午前10時46分、山下恭二撮影
訪米前に那覇空港で行われた出発式で話をする翁長雄志・沖縄県知事(左から2人目)=那覇市で2015年5月27日午前10時46分、山下恭二撮影
 

 ◇那覇空港で米国への出発式

 沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は27日、米国に向けて那覇空港を出発した。成田空港経由で28日朝(日本時間)にハワイに入り、6月5日までの日程でワシントンなどを訪れる。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画を断念するよう米政府などに直接求めていく。

 那覇空港で出発式があり、翁長知事は「米国では何よりも新辺野古基地を造らせない、造れませんよということをしっかりと伝えていきたい」と改めて決意を示した。その後、報道陣に「米国が県民の意思を無視して知らんぷりはできないということを伝え、ぜひ見直すように話をしていきたい」と答えた。

 翁長知事はワシントンで国防総省や国務省の米政府関係者との会談を調整中のほか、米議会やシンクタンクなどの関係者とも面会したい考え。ハワイでは祖父母が沖縄出身のデービッド・イゲ州知事と会談する。

 移設阻止を求めた17日の県民大会で共同代表を務めた名護市の稲嶺進市長や県内ホテル大手「かりゆし」グループの平良朝敬前CEO(最高経営責任者)が同行し、米政府関係者に大会の決議文を渡す予定。移設に反対する県議や那覇市議らも同行する。【佐藤敬一】

 


表現の自粛はだめ!~「禁演落語」を聴く会が国会で開催される(レイバーネットを読む)

2015年05月27日 | Weblog

表現の自粛はだめ!~「禁演落語」を聴く会が国会で開催される

 

5月26日(火)参議院会館講堂で「禁演落語」を聴く会が開催され、噺家の林家たい平さんが廓ばなしの「お見立て」を演じ超満員の観客を魅了した。

落語の前に、読売新聞編集委員の長井好弘さん(写真下)が「禁演落語」についての解説をした。

長井さんは、昭和16年、真珠湾攻撃で日米開戦になる2か月前に、落語を贔屓にしていた東条英機内閣に対して、当時の落語講談協会が「廓ばなし」「花柳界(茶屋)」「妾」「間男」「艶笑」「残酷」をネタにした53個の落語演目を選定して、台本を浅草の本法寺に埋め『はなし塚』として封印し、寄席を守ったことを報告した。

「上演禁止というよりはむしろ『禁演落語』として、上演することを自粛したといえます。 戦後『はなし塚』は掘り起こされ、『禁演落語』は今は上演されています」と語った。

林家たい平さん(写真)は「お見立て」の随所に「TPP」「オスプレイ」「野々村議員の記者会見」など時事ネタを取り入れ、上演後 「アドリブで仕込んだ話題については、聴いた人に少しでも考えてほしいと思います。私にも子どもが3人いて、平和な社会に生きてほしいと常に考えています」と語った。

この落語会は、社民党の福島みずほ参議院議員がたまたま新幹線で乗り合わせた林家たい平さんに持ちかけ、超党派の国会議員が呼びかけ人になって実現した。

呼びかけ人は以下の17名

小坂憲次(自民・参)秋元司(自民・衆)大沼みずほ(自民・参)枝野幸男(民主・衆)細野豪志(民主・衆)羽田雄一郎(民主・参)小川敏夫(民主・参)津田弥太郎(民主・参)初鹿明博(維新・衆)真山勇一(維新・参)清水貴之(維新・参)小池晃(共産・参)主濱了(生活・参)吉田忠智(社民・参)平野達男(無・参)薬師寺みちよ(無・参)福島みずほ(社民・参)

(ジョニーH)


6/4 東部労組メトロコマース支部の非正規差別なくせ裁判に支援傍聴を!

2015年05月27日 | Weblog

6/4 東部労組メトロコマース支部の非正規差別なくせ裁判に支援傍聴を!

東京メトロ駅売店の非正規労働者でつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が、正社員との賃金差別をなくすために起こした裁判の第9回口頭弁論が6月4日(木)午前10時から東京地裁705号法廷で開かれます。裁判後には近くの日比谷図書館4階小ホールで報告集会を行います。皆さんの支援傍聴と集会参加をお願いします。

前回の裁判までに、会社側は、有期雇用の契約社員Bと正社員との間で労働条件に大きな格差を設けている理由として、販売員の配置される売店の「業務密度」=売上高の違い、配置転換などの可能性、契約社員から正社員への登用制度をあげましたが、これに対して組合側は、現場の実態を踏まえて、いずれも根拠がない主張であると反論し、会社が非正規労働者に不合理な労働条件を設けている、すなわち差別を行っていることを明らかにしました。

裁判は毎回、支援者の数が傍聴席の数を上回り、原告の組合員らを大きく励まし勇気づけています。今回の裁判にも皆さんの支援傍聴と報告集会へのご参加をよろしくお願いします。

【東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ裁判 第9回口頭弁論】

■日時:2015年6月4日(木)午前10時
※10分前に法廷前に集まってください

■場所:東京地裁7階 705号法廷
(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口から徒歩1分)

※報告集会は裁判終了後すぐに移動して日比谷図書館4階小ホールで行います。

<連絡先>
全国一般東京東部労組 書記長:須田光照
電話 03-3604-5983
メール info@toburoso.org

 

レイバーネッから転載ト


炭鉱労働者のために立ち上がれ!映画『パレードへようこそ』予告編

2015年05月24日 | Weblog

炭鉱労働者のために立ち上がれ!映画『パレードへようこそ』

東京 シネスイッチ銀座 03-3561-0707 公開中〜  
神奈川 川崎市アートセンター 044-955-0107 公開中〜2015/5/29(金)  
千葉 キネマ旬報シアター 04-7141-7238 公開中〜2015/6/12(金)  
群馬 シネマテークたかさき 027-325-1744 2015/6/13(土)〜
北海道 札幌シアターキノ 011-231-9355 公開中〜  
北海道 苫小牧シネマ・トーラス 0144-37-8182  2015/6/20(土)〜  
青森 シネマディクト 017-722-2068 2015/6/20(土)〜  
青森 フォーラム八戸 0178-38-0035 2015/6/13(土)〜  
岩手 フォーラム盛岡 019-622-4770 2015/7/18(土)〜  
山形 フォーラム山形 023-632-3220 2015/6/13(土)〜  
福島 フォーラム福島 024-533-1515 2015/6/6(土)〜  
新潟 シネ・ウインド 025-243-5530 2015/7/5(日)〜  
富山 フォルツァ総曲輪 076-493-8815   2015/6/27(土)〜  
石川 金沢シネモンド 076-220-5007 2015/6/27(土)〜  
長野 塩尻東座 0263-52-0515 2015/6/13(土)〜
岐阜 CINEX 058-264-7151 2015/5/30(土)〜  
静岡 浜松シネマイーラ 053-489-5539 2015/6/13(土)〜  
愛知 伏見ミリオン座 052-212-2437 公開中〜2015/5/22(金)  
三重 進富座 0596-28-2875 公開中〜2015/6/11(木)  
大阪 シネ・リーブル梅田 06-6440-5930 公開中〜  
京都 京都シネマ 075-353-4723 公開中〜2015/6/5(金)  
兵庫 シネ・リーブル神戸 078-334-2126 公開中〜
岡山 シネマ・クレール 086-231-0019 2015/6/20(土)〜  
広島 広島シネツイン 082-241-7711 公開中〜2015/5/29(金)
※劇場が変更になりました
 
香川 ソレイユ・2 087-861-3302 2015/6/20(土)〜  
愛媛 シネマルナティック 089-933-9240 2015/6/27(土)〜  
福岡 KBCシネマ 092-751-4268 公開中〜  
熊本 Denkikan 096-352-2121 公開中〜2015/5/22(金)
※期間延長になりました
 
大分 日田シネマテーク・リベルテ 0973-24-7534 2015/7/4(土)〜  
宮崎 宮崎キネマ館 0985-28-1162 2015/5/30(土)〜  
鹿児島 ガーデンズシネマ 099-222-8746 2015/7/4(土)〜  
沖縄 桜坂劇場 098-860-9555 公開中〜2015/5/29(金)

オスプレイ配備と飛行中止を求める緊急申し入れ

2015年05月23日 | Weblog

2015年5月22日

オスプレイ配備と飛行中止を求める緊急申し入れ

オスプレイ配備と飛行中止を求める緊急申し入れ

 5月18日、米ハワイ州オアフ島のベローズ空軍基地で、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが墜落・炎上事故を起こした。乗員2名が死亡する大惨事である。今回の事故は通常訓練中に起きており、いつ市民の頭上に墜落してもおかしくないことを改めて露呈した。強い恐怖心を覚えると同時に、湧き上がる怒りを禁じえない。

 事故報道を受けた翁長雄志沖縄県知事は、同日の臨時記者会見で「憤りを一番に感じる」とし、原因が究明されるまでの県内における飛行停止を要求した。社民党として、国内における一切のオスプレイの飛行停止と原因の徹底究明を求めるものである。

 政府は、「第一には米側が当事者であり、米側が判断すべきだ」(中谷元防衛大臣)、「オスプレイは安全である」(菅義偉官房長官)と強調するばかりで、米側に飛行停止を求める考えは皆無だ。物言えぬ日本政府の対応をあざ笑うかのように本日午後、沖縄県内で同型機とみられるオスプレイの飛行が確認されている。余りの対米従属姿勢に呆れるばかりである。

 事故原因は調査中のようだが、墜落時の映像を見た専門家らはボルテックス・リング状態(VRS)やオートローテーション(自動回転)機能の欠如による制御不能の可能性を指摘している。いずれも、オスプレイ特有の「欠陥」機能で、構造的に改善不能とされてきた点だ。

 米軍のオスプレイは、過去3年だけで少なくとも3件の墜落事故を起こしている。4件目の今回も、起こるべくして起こった事故であり、2012年10月の普天間飛行場へのオスプレイ強行配備から2年半の間に同種の事故が起きなかったことは「奇跡」でしかない。

 去る5月12日には横田基地に空軍仕様CV22オスプレイが配備されることが発表された。2012年にフロリダ州で発生したCV22の墜落事故は「非常に標準的」な訓練中に発生しているが、CV22は特殊作戦用の機体であり夜間飛行訓練や低空飛行訓練など、より過酷な環境で日本の空を飛び交うことが想定され、その危険性はいっそう高いと言わざるを得ない。

 また、陸上自衛隊がMV22オスプレイを保有すれば、「離島防衛」強化の名の下に全国で訓練が行なわれ、さらに多くの市民が危険にさらされることは間違いない。

 これ以上、国民を危険に晒すことは許されない。社民党は普天間飛行場所属のMV22オスプレイの即時撤去と、横田飛行場への配備の中止、自衛隊による佐賀空港等へのオスプレイ導入の断念、国内における一切のオスプレイの飛行禁止を強く求める。以上、強く申し入れるものである。

社会民主党
党首 吉田忠智


瀬戸内寂聴さんから 宗教者九条の和 への メッセージ

2015年05月16日 | Weblog

「宗教者九条の和」へのメッセージ


戦争への道を暴走していく現政府の狂態を何が何でも食い止めなければなりません。宗
教者の立ち上がりが遅かったと思います。
今こそ、ここに集まったすべての宗教者が牢につながれても、私たちは後へ引くことは
できません。「殺すなかれ、殺させるなかれ! 」
私たちは団結して力を合わせ、憲法九条を守りぬき、戦争法制絶対反対の祈念と行動をつ
づけましょう。
長い病床から立ち上がったばかりで、まだ乗物に乗れず、参加出来ないのが口惜しいです。
皆様の御健康と集会の成功を必死で祈りつづけています。


戦争法制反対!


九条を守ろう!


                                               瀬戸内寂聴