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2013年05月09日 | Weblog
   
 
 

都教委「良心よりも命令が重要」~窓のない地下室で再発防止研修

 

 5月8日、東京都は4月の入学式で「君が代」不起立をした教員3人にまたもや再発防止研修を実施した。水道橋の研修センター前には早朝から研修者支援の人々が集まった。研修の始まる前に、東京『君が代』裁判弁護団の澤藤統一郎弁護士は、「(ドイツの戦争犯罪を裁いた)ニュルンベルグ裁判では、上司の命令、国家の命令といえでも、犯罪は免罪されないとした。都教委が研修で思想・良心の自由をくりかえし圧迫するなら、それをした公務員個人への訴訟もあえて辞さない。」と都教委に申し入れた。


  *写真=申し入れを受ける都教委役人

 研修を終えた田中聡史さん(不起立5回目で減給1ヶ月の処分・都立板橋特別支援学校・写真下)は、「研修ではどの講師も職務上の命令に従わなくてはならないと言う。良心より命令が重要だという人々で構成される社会は恐ろしい。良心に基づけば、従えない命令があるということを認めさせていかなければならない」と話した。

川村佐和さん(不起立2回目で戒告処分・都立高校・写真下)は、「窓のない地下室での研修は想像以上に寒く、それ自体がイジメだ。国旗・国歌の尊重を何十回もくりかえし言われた。再発防止研修のあり方を問題にしていきたい」と語った。

 田中さんは、昨年卒業式と入学式の2回の不起立で、4月以後、校内研修を含め18回の研修を受けさせられた。今年も同じような研修が待ち受けている。(佐々木有美)


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1 コメント

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education (noga)
2013-05-10 06:01:22
日の丸・君が代の問題は、国旗・国歌に関する世界共通の問題か。
それとも、国旗・国歌に関する共通の問題とは関係ない日本独特の問題か。
もしも、それが日本独特の問題であるならば、我が民族の特性に焦点を当てて深く論じなくてはならない。
そうでなければ、理性的な解決は得られない。

「なんで人を殴るのか」と問えば、「態度が悪いからだ」と答える。
相手が自分に対して服従の態度を示さないところが、気に入らないのであろう。
相手の序列メンタリティに対する批判には鉄拳制裁で応ずる。
服従が足りない。当人は、序列メンタリティの虜になって、やけっぱちになっている。

日本語には、階称 (言葉づかい) というものがある。
上と見るか、下と見るかの判断を迫る日本語を使えば、モノの上下に関する判断は常に要求される事項である。
この世俗的な上下感が日本人の理性判断を狂わせている。

理性 (理由・適当) 判断に確信が持てないので、下とみられたものは、上からの暴力に抗することもむずかしい。
序列差法は礼儀作法の一環と考えられていて、礼儀正しい日本人は無防備状態になっている。
上の者の声は、天から聞こえてくると感じられる。これは病的か、正常か。

「下におれ、下におれ」の掛け声は、昔から続いた為政者の要求である。
理屈はない。ただ、日本語の習慣と、指導者の要求のみがある。
世俗の上下制度が唯一の拠り所となっている。
暴力は、「がんばって」の掛け声のようなものか。

序列に基づく精神力 (意気込み・気力) で、大東亜戦争に勝てるのか。
兵士は、頑張っていることを示すために、玉砕をも強いられた。
戦果を論ずるような理性的なメンタリティはない。自分がどうやって死ぬかの問題だけがある。
敗戦により、序列のメンタリティによる努力の空回りに気が付く時が来た。
我々は、気力ではなく、知力 (intelligence) で負けた。
我々は、頭を鍛えなくてはならない。
だが、我が国の学歴社会の中では、理性的な頭を鍛えることは難しい。




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