猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

若手の素晴らしい研究者が多くなっていることに感激である

2016-05-31 00:04:45 | 日記
日本理学療法士学術大会 日本基礎理学療法学会では、若手研究者で優れた業績を認めた方に発表していただいている。
私は司会をさせていただいた。内容は優れたものであり、掲載された雑誌のIFが6以上である研究者もいるほどである。
本当に素晴らしい。私の周りにもそんな優れた研究者が育って欲しいものである。
大学教員の価値の大きなものは業績である。私は研究して4年目くらいに初めて英語論文が掲載された。その頃は日本の理学療法士の研究が海外で紹介されることがほとんどなかったために、目立つことができた。そして、今まで腐らずに論文を書き続けている。

でも、教員がほとんど研究をしていない大学がある。研究をしているところとしていないところの格差が激しい。学生には勉強しなくては言っておきながら、教員自ら努力をしないとはどういうことですか?
理学療法の教員の世界では、ポスドクで教育職につけない優秀なPTの研究者が多くなってきた。以前にも話しましたが、本当に若手PTが良い人生を歩めるように支援するべきである。それが日本の理学療法のためでもある。