昨日から喉を痛めて思うように声が出ない今朝、雨の中を上越市五智の居多(こた)神社へと車を走らせました。昨年10月に下の娘がこの神社で結婚式を挙げたことで、8月に産まれた孫の100日目の初宮参りです。境内は空気がピーンと張り詰めて、七五三の宮参りの家族もいたりと時は静かに過ぎてゆき、この100日間の健やかな成長に手を合わせました。
100日間といえば、私も7月末にこのブログを立ち上げてから100日が経過しました。またこの間、現職議員でないこともあってか地域の人たちから子育て支援や食の問題についてのお話しの依頼が多くなりました。昨日も午後から女性団体主催で「健やかに生きぬくには~現代の食卓を考える~」という演題で2時間ほどお話しをさせてもらいました。聴講してくださる人たちの認識が高いことで少し緊張をしましたが、市広報「おしらせばん」を見たという古くからの知り合いが来てくださったり、細い糸でも切れずにつながっていたことに嬉しくなりました。
講演会が終了し4時過ぎに会場を出ると、夕日に照らされた雨飾山など頚城の山々があまりにもきれいなので美山公園へと急ぎました。先月19日に同じ場所で撮った時からは里山も色づいて初冬を感じるひと時でしたが、すでに日没で写真をうまく撮ることができませんでした。
明日も県内は低気圧の影響で荒れ模様のようです。そろそろ庭の冬囲いやスノータイヤの交換など、雪が降る前にやらなければならないことがいっぱいですが、これも生きているからこそですね。皆さまもどうぞ風邪などをひかぬようにご自愛ください。
昨夜の報道ステーションでは、日本版NSCの国家安全保障会議の設置法案が衆議院で可決され、その後、特定秘密保護法案の審議に入ったことを取り上げていました。番組では朝日新聞の恵村順一郎論説委員が「問題山積で、廃案にすべきだ」と言い切っていたことが印象的でした。
今日から新潟日報30面では「特定秘密保護法案~現場から問う」シリーズのスタートです。原発住民投票を実施した元巻町町長の笹口孝明さんが「政府が情報を隠せば世論はコントロールされかねない」と危惧し、「国や電力会社は情報を隠してきた。法制化で隠すことが正当化されれば、都合の良い情報だけだすようになるのでは・・・」と警鐘を鳴らしていました。
法案で秘密の対象となるのは、外交、防衛、スパイ防止、テロ防止の4分野で各大臣が指定するそうで、さらに各分野で具体例が定められています。ところが「その他の重要な情報」とだけ書いてある項目が多く、その定義もあいまいで秘密が広がる危険性が各方面から指摘されています。日弁連では「厳罰の対象となる特定秘密を位置付けた犯罪の構成要件そのもの」と指摘し、「その他」が何か全く不明でどの情報が特定秘密か分からず、政府が判断すれば何でも指定できる内容になっている」と厳しく批判です。
またTPP(環太平洋連携協定)など通商交渉の情報が特定秘密にあたるか否かについてはあいまいで、「その他」だらけの条文を見る限り政府の判断で特定秘密に指定する可能性もあり、国民の知る権利が奪われることは言うまでもありません。
立冬を過ぎ空気も急に冷えてきましたが、市内の桜の紅葉がきれいです。ところで今までの「すすきせいこのHP」でトップページの写真が春の桜のままになっているとご指摘を受けます。ここのブログ7月29日付け“100日間のご無沙汰・・・”でも書き込みましたが、4月にパソコンのトラブルで動かなくなり、NECパソコン内蔵ソフトだったので更新ができなくなりました。そんなことでHPから遠回りではなく、直接こちらのブログ「日々雑感」へアクセスいただければと思います。
今日は二十四節気の「立冬」で、いよいよ本格的な冬に突入です。 本日11時から市役所1階の市民ホールで、市議会議員として在職20年間の功績ということで市表彰条例にもとづいて「市長表彰」を受けました。かって大江健三郎さんが文化勲章を辞退したときに「勲章大好き人間はボケのはじまり・・・」と言っていたので、先月このお知らせを受けて迷っていたのですが、娘夫婦にも相談し素直に出席することにしました。
振り返れば在職20年間は青海町町議会議員として3期12年、合併後の新市で2期8年の合算で、これは私個人の功績というよりも長きに渡って支えてくださった有権者がいたからこその賜物です。企業城下町での“孤軍奮闘”の12年間は、神経性胃炎でお粥の日が続いたり、また両親の寿命をも短くしてしまったような歳月でありました。
表彰状授与の後は記念撮影で、その後は庁内での昼食会があり12時を過ぎて庁舎を後にしました。実は今朝起きるとどうしたことかメガネのフレームが曲がっており、左右の目の位置と合わずに困っていました。午後には上越市名立区で知り合いと会う約束をしていたので、家に戻って着替えをしてからついでにと上越の行きつけのメガネ店まで行くことにし急いで車を走らせました。
名立区で用事を済ませて、また急いで孫の下校時間までに帰宅です。夕食は私の表彰のお祝いと、今日は“鍋の日”ということで今シーズン始めての鍋料理で、食後に美味しいケーキも用意され、素直になってよかった感謝の「市長表彰」の一日でした。
今日も朝から穏やかなよい天気ですが、黒姫山や頚城連山は霞みにかかったようでシャッターが押せません。海岸を愛犬と散歩すると多くの釣り人でにぎわって、沖には何隻もの舟が見られました。
また多目的広場はグランドゴルフに集まって来た人たちでにぎやかですが、近くの駐車場がガラ空きにも関わらずシルバーマークの車が自販機の横に平気で置かれています。その自販機の周りといえば、いつも飲み物の空き缶などが散乱状態で設置する商業団体の管理不行き届きが気になります。
気になるといえば、世界が注目する福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料棒取り出し作業ですが、その遅れの理由は安全確認の実証実験の追加というので驚きました。4号機のプール内の燃料棒は1530本余りで(使用済み1300本余り)、巨大なクレーンで一本一本抜き取り22本単位でキャスクにまとめて運び出されるそうで一つ間違えば大惨事です。
東京電力HP「4号機の現状」ページを見るだけでも気の遠くなる作業であることが計り知れますが、京都大学の小出裕章助教は「使用済み燃料プールは宙吊りになっていて危険な状態である。東電は補強工事をしたと主張しているが、事故で地面も崩れているので、ちゃんとした補強は出来ていない」と・・・。主要メディアがほとんど伝えない背筋が凍てつくことの一つで、秋の深まりとともに汚染水問題だけでなく、4号機の核燃料プールの取り出し作業に目が離せない昨今です。
阪急阪神ホテルに続き、大手百貨店の高島屋でも食材の産地偽装というニュースにまたかの思いです。福島第一原発事故後、東京電力と安倍政権は国民を平気でだまさし続けていますが、それを考えるとホテルや百貨店は消費者が選択できる問題なのでまだマシかもしれません。
このところ「原発ゼロ」を言い出した小泉元首相への批判が高まっていますが、北里大学医学部主催の3日の講演会をYouTubeで視聴しました。「首相在任中は原発推進論者だった。(当時は)原子力の知識がなく、安全でクリーン、しかも他のエネルギーに比べコストも一番安いと信じていた」と、講演のおよそ半分は原発ゼロへの提言です。「原発ゼロへの大転換は夢のある事業。世界のモデルになるようなエネルギーに変えていけるか、日本は岐路に立っている」と「脱原発」への政策転換を訴えていました。
また原発推進派からの無責任だという批判には、「原発がやっていけると考える方が楽観的で無責任だ」と反論です。さらに東京電力福島第1原発事故を機に「勉強すればするほど、原発は安全でなく、コストも掛かる」と、その経緯を熱く語っていました。ところで自民党の石破幹事長は5日の総務会で、小泉元首相が原発ゼロへの政策転換を訴え続けていることについて、その発言を早急に分析した上で対応を検討したい」と述べ、元首相の真意を探る考えを示したそうです。でもこれってなんだかオカシイと思いませんか、自民党は次に国民にどんなウソをつくのでしょうか。
午後、市役所まで出かけると北側の亀ヶ丘公園で、近くの幼稚園児らが焼き芋に使うという落ち葉を拾っていました。その後は知り合いのお宅へ寄ってから八久保郵便局へ・・・、局の前の公園の桜も色づいて私も落ち葉を数枚拾ってきました。
今日は1948年(昭和23)制定の「文化の日」、1946年11月3日に平和と文化を尊重する「日本国憲法」が公布され、新憲法の精神に基づき「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日に定められました。いま65年が経過して、先の戦争への反省もない自民党安倍政権は「日本を取り戻す」と、再び「文化の日」の前時代へ戻ろうとしていることをどれほどの国民がキャッチしているでしょうか。
昨日の新潟日報「窓」欄に、特定秘密保護法案について80歳の男性がアベノミクスの陰に隠れた重大な問題であると投稿していました。戦争を体験し戦中・戦後を生きてきたからこそ、その危機感が人一倍強く主張していることが伝わってきました。
また先日、歯科医院で私の隣りの治療台に座っている90歳のおじいちゃん、歯科医と戦争体験のことを話していました。歯科医が「今の若い人たち、アメリカと戦争をしたことを知らない人が多いそうですよ」と言うと、おじいちゃんは驚いたご様子でしたがムリもありません。先の戦争も時の流れとともに風化してゆく中で、本当の文化の香りが少しづつ色あせているように感じてしまいます。
今夜の日本シリーズ第7戦は王者巨人軍を相手に楽天イーグルスが優勝です。球団創設から9年目の初優勝で、東北の人たちへ勇気と希望を与えたことに万感の拍手です。
写真は庭のマユミの木です。亡き父が大切にしていたマユミの盆栽を枯らしてしまったのですが、野鳥がどこからか種を運んで小さな芽が出ました。それから数年、今年はじめてたくさんの赤い実をつけているので楽天初優勝とともに嬉しくなりました。
三連休の朝は上の孫と、のんびりスタートです。ところが9時を過ぎてから学校で飼育しているウサギ当番だったことに気づき、あわてて二人で小学校へ急ぎました。職員玄関がガギがかかっているのであわてて体育館をぐると回って児童玄関へ、ここも施錠されており職員玄関にインターホンがあることを思い出し、またぐるっと戻ってやっと校舎の中へ入ることができました。
ウサギはローカ、といっても教室との隔たりがない一つの空間で、幅広いそこのスペースにゲージで囲って飼育をしているので驚きました。孫は手際よく新聞紙を取り替えたりと20分ほどで終了・・・。昼近くには孫のヤマハ音楽教室への送り迎えで、その間に私はかかりつけの歯科医院へ・・・。その後は昼食もそこそこで、青海生涯学習センターで行われている「環境フェア」へと急ぎました。
液体窒素大実験では科学を身近に感じながら、どの子も目を輝かせて嬉しそうです。あっという間に夕方になり孫は根小屋の家の方へ移動し、今夜は珍しく一人でのんびりと日本シリーズ第6戦を観賞です。偶然にもパパとママ(上の娘)は早朝から所用で仙台へ・・・、優勝を決めることができなかった楽天イーグルスは東北の希望の星、子どもたちも地域の星であることを感じる一日でした。明日は下の娘家族が上越から泊りがけでやって来るので、またまたにぎやかになりそうです。
早いもので今年も残すところあと2ヶ月になりました。朝から草刈機の音が近くから聞こえてくるので、この時期にしてなんだろうと思っていたら市道八久保中脇線沿いのブタクサやセイタカアワダチソウなどを刈り取っている一人の男性の姿が見えました。シルバー人材の人なのか、もう少し早くせめて種が飛散する前の9月中に作業をと・・・、でも時期が遅くなっても作業には一定の評価をしなければいけないようで、午後には丸刈り坊主頭のように道路沿いはきれいになりました。娘曰く「ブログになんか書かないで、直接市役所へ文章を提出すれば・・・」と、「う~ん」それってすごくエネルギーが要りますよね。
一方、児童遊園地の防火水槽は書き込み翌日に生コン車が来て鉄筋の上にコンクリートを流し込んでおり、その工事の速さに「さすが!」です。写真はこの遊園地北側の境界沿いに植えられたバラ科のピラカンサで、今年も真っ赤な花をいっぱいつけています。以前は東西と南側の道路沿いにも植えられていたのですが、刺があることで遊園地には向かないなどの理由でいつの間にか撤去されてしまいました。
棘のあるハマナスも同様で最初の都市計画がとても大事、四季を通して管理までを視野に入れた計画が求められているはずですが・・・。“速い・遅い”は民間とお役所との違いでしょうか、そんなことで霜月11月のはじめに考えさせられることの一つです。