すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

福島原発4号機、危険な核燃料棒の取り出し作業

2013年11月06日 | 日々思うこと

今日も朝から穏やかなよい天気ですが、黒姫山や頚城連山は霞みにかかったようでシャッターが押せません。海岸を愛犬と散歩すると多くの釣り人でにぎわって、沖には何隻もの舟が見られました。

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また多目的広場はグランドゴルフに集まって来た人たちでにぎやかですが、近くの駐車場がガラ空きにも関わらずシルバーマークの車が自販機の横に平気で置かれています。その自販機の周りといえば、いつも飲み物の空き缶などが散乱状態で設置する商業団体の管理不行き届きが気になります。

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気になるといえば、世界が注目する福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料棒取り出し作業ですが、その遅れの理由は安全確認の実証実験の追加というので驚きました。4号機のプール内の燃料棒は1530本余りで(使用済み1300本余り)、巨大なクレーンで一本一本抜き取り22本単位でキャスクにまとめて運び出されるそうで一つ間違えば大惨事です。

東京電力HP「4号機の現状」ページを見るだけでも気の遠くなる作業であることが計り知れますが、京都大学の小出裕章助教は「使用済み燃料プールは宙吊りになっていて危険な状態である。東電は補強工事をしたと主張しているが、事故で地面も崩れているので、ちゃんとした補強は出来ていない」と・・・。主要メディアがほとんど伝えない背筋が凍てつくことの一つで、秋の深まりとともに汚染水問題だけでなく、4号機の核燃料プールの取り出し作業に目が離せない昨今です。


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