すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

厚労省の新型コロナ対策の「基本基本方針」と検査実施数の少なさ

2020年02月26日 | 日々思うこと

昨日の厚労省発表の新型コロナ感染症対策の「基本方針」を聞き、これといった治療薬がないだけに国民への“自助努力”が中心で、政府はこの一大事に何を具体的に進めていくのか、保険適用もはっきり回答のない方針に消化不良です。

夜のNEWS23では、何故検査できないのか? 韓国の検査実施数は2月25日まで4万件で、日本は「ダイヤモンド・プリンセス」とチャーター便を除き1000件にも満たない低さです。厚労省の当初の一日3800件の検査数はどうしたのか、さらに実際は各自治体から報告された数値を集計できていないというから呆れてしまいます。

番組で医療ガバナンス理事長上昌広医師は「異様な少なさだ、遺伝子から調べるPCRは簡単な検査で一日万の単位で検査できるが、厚労省は国立感染症研究所と国立国際医療センター中心で行っている。民間検査機関もプロでしっかりしているのでなぜ海外キットや日本の民間会社に委託等をしないのか、余程やりたくないんだろう、何か特殊な事情がある」 と衝撃の発言です。

このところTV報道番組にあって、アベ政権に遠慮してか都合の悪いことは報じぬ中でのNews23でしたが、“森友、加計・桜”に続き何かと隠ぺい体質のアベ政権でPCR検査実施数までも少なく見せようとしているその背景を考えてしまいます。

そんな中で、20日書き込みの神戸大学教授の岩田健太郎医師について、感染症の専門家として医療界で高い評価を受けつつも、ご本人のまったく「歯に衣を着せない」「忖度しない」態度などから、いろいろと批判めいた評価をネット民などから受けていますが、必見の書き込みを知りました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、岩田先生、高山先生 https://note.com/sheemer/n/n0e89fc0bd0d5?fbclid=IwAR3mDZN0WPok3L8TWJBYzzQBfgiidXd7TSuAz-ABpA7WVKoFz0nHrT6Y9A8