すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

北陸地方の梅雨明けと参院選の投票率の低さと

2019年07月24日 | 日々思うこと

朝8時の糸魚川の気温は28度を超え、気象台は新潟県を含む北陸地方は平年並みの梅雨明けと発表です。室温も上昇で熱中症になったら大変と、フイルターの掃除をしたばかりのエアコンが大活躍で、設定温度28度で広い空間は快適です。

選挙戦も一段落したことで書類などの片付けですが、なかなか集中できません。庭の方は暑さもあって手付かずでいつになることやら、お盆までにはと・・・。20日土曜の朝から出入りの造園屋さんが来て、父親が大事にしていた庭の黒松の剪定を終えたことが救いです。

ところで、参院選の結果ショックだったのは投票率の低さで、その背景にあるのは「どうせ変わらない」からというあきらめでしょうか、それとも政治への無関心でしょうか。24年ぶりに50%に欠ける48・80%投票率で、自公連立政権を確保したアベ首相は、「改選議席の過半数を得ることができた。結果として(憲法改正の)議論をすべきではないかという国民の審判だったのだろう。私の使命として、残された任期の中で当然挑んでいきたいと考えている。」という見解に驚くばかりです。

今回の参院選で自民党は、どれほど改憲を訴えたのでしょうか、選挙公報には「日本の明日を切り拓く」で改憲、憲法の文字はありません。少なくとも新潟選挙区でのアベ首相の応援演説は野党共闘候補への批判ばかりでした。また選挙制度へのメディアでの取り上げ方にも疑問が浮かび、翌22日の吉本興業の一連の問題で民放各局は昼夜、長時間の取り上げ方で何だか異常さを感じてしまいます。

今日は孫の小学校の終業式で、さあ明日から長い夏休みです。“政治の安定”という心地好い言葉に振り回されず、孫たちの世代をも見つめる洞察力を失わずに夏を乗り切ってゆきたいものです。