すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「令和とは麗しき平和」と語る中西進さんと市民行動

2019年05月09日 | 日々思うこと

昨日は20度を超す暑さでしたが風が強い一日で、白内障の手術前に内科医の診断書が必要ということで市内の開業医院へ、心電図を撮ったりとあわただしく時間が過ぎてゆきました。

幼い子どもたちが犠牲になる交通事故のニュースに胸が痛みます。上越の娘は私を心配するあまり「事故ってからでは遅い!」と免許返納を繰り返しており悩める昨今です。そんな気分がブルーのときに癒しのスポット、姫川右岸の桜づつみ周辺を走りました。

「子どもの日」にはまだ水が張られたままの田んぼは、すでに田植えが終わって水面には頚城連山を映していました。里山は新緑で日本百名山の新潟焼山や雨飾山の2,000メートル級の頂きはまだ真っ白、この雪解け水が美味しいお米栽培に欠かせず自然の恵みに感謝です。

今日は日中の気温が20度を超し、我が家のツツジも一気に咲き出して今が見ごろですが、父親が大事にしていたいくつかの鉢植えのツツジは昨夏の猛暑で全滅し後悔しきりです。

ところで新元号令和の考案者と見られている万葉集研究の第一人者の中西進さん(89)が4日、富山県主催の講演会で「令和とは麗しき平和」と語っていたことが伝わってきました。会場となった富山市大手町の国際会議場には、地元の政財界関係者や中高生ら約800が集まったそうです。

中西さんは令和に込められた意味を独特の表現で解説され、「真珠のような輝きがこれからの平和の輝きでなければいけない。単なる平和ではなく、麗しき平和を重ねていく時代が来たのではないか」と・・・。さらに元号は一つの時代に対するおしゃれであり、文化・国の理想を掲げるもので、国民の倫理コードである」と指摘です。

そして令和の「令」には秩序をもった麗しい美しさの意味があり、「和」については604年に制定された十七条憲法の「和をもって貴しとせよ」の精神が込められていると・・・。著書『憲法について いま私が考えること』(角川学芸出版)刊行会見でも平和を語っていた中西進さん、自ら憲法9条を守るために市民団体などでつくる「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動」の賛同者に名を連ねていることも知りました。

また上越市の樹下美術館館長ご夫妻も6日に富山市を訪れ、「中西先生にお目に掛かった」とブログに書き込まれておりました。https://www.juca.jp/blog/