すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

中国の再生エネルギーと日本の原発依存政策

2017年12月06日 | 地震・原発

4日夜のNHKクローズアップ現代では「中国“再エネ”が日本を飲み込む!?」というハッとするタイトルです。中国については、これまで“化石燃料と原発”のイメージが強かったのですが、そのエネルギー事情に大きな変化が起きていることを番組で取り上げました。

中国国内では大気汚染が限界に達し、次の主力と考えていた原発も日本の福島第一原発事故により不安の声が高まり、新規建設が年々厳しくなる中で必要に迫られ再生可能エネルギーへのシフトが始まっていることを知りました。

そしてこの数年で技術力は高まり、コスト競争でも他の追随を許さないほど、気づけば世界の市場をリードするまでに成長しているので驚きです。欧州各国が再エネへ舵を切り始めると、中国政府もチャンスとばかりに強力に国内産業を後押しで、一方の日本の再エネ市場は低迷状態です。

東日本震災後の盛り上がりを見せた太陽光パネルメーカーの撤退が相次ぎ、新規参入事業者も減少を続けています。その背景には電力会社特有の規制の壁があり、何よりも福島原発事故の反省も希薄の日本政府と、中国政府とのエネルギーへの向き合い方の大きな違いを痛感です。

ところで6日深夜0時13分頃に長野県中部を震源とするM5の地震で、大きくドスンという振動で携帯アラームがけたたましくなりビックリです。上越市糸魚川市では震度3を記録で、横揺れでなかったことで気づく人が少なかったようですね。

今朝は今季一番の寒気で県内各地は銀世界です。我が家の周りは水分の多い「湿雪」で積もるほどではないものの、今日は外出を控えて録画ビデオを見たりと“のんびり日”です。

週末に上越の孫たちが泊りがけでやって来るので、クリスマス飾りを出し始めました。お気に入りは糸魚川市出身のステンドグラス作家の三角形のもので、この中に色とりどりの小さな電球が入ります。小さな壁掛けの方は、ステンドグラス教室で初挑戦の作品で白い壁に映えます。

そうそう自家製の甘酒は、時間の経過とともに甘味が増してまろやかなお味になってきました。明日の天気予報は日中に晴れマークがあるようなので、プランターのイチゴ“越後姫”にビニールカバーをかけるなど、厳しい冬に備えます。