すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

衆院選から学ぶ“リベラルこそが希望!”

2017年10月26日 | 日々思うこと

怒涛のような衆院選が終わり、メディアは自民党圧勝の中で野党系が勝ち越したのは岩手、新潟、長野、佐賀、沖縄の5県で、特に強さが際だったのは“保守王国”と言われた新潟県だと報じています。

「新潟県の民進前職らはいずれも希望の党入りを拒み、立憲民主党か無所属で出馬した。共産党が候補を立てた2区以外で野党が一致して民進系の前職や新人を支援し、自民党と“一対一”の構図に事実上持ち込んだことが功を奏した」と、東京新聞Webは伝えています。そして「市民連合@新潟」代表で新潟国際大学の佐々木寛教授は、神奈川新聞10月8日付け「時代の正体 2017衆院選」で『リベラルこそ希望を開く』と書いていました。

今日は朝から快晴で、上越の知人のfbで妙高・火打・焼山に雪が来たことを知り、家事を済ませてから昼頃にデジカメ持参で出かけましたが、頚城連山は雲に隠れて山頂を望むことができません。あちこちで用事を済ませているうちに雲が晴れできたので、帰り道に姫川右岸桜堤まで行って撮りました。

夕方4時半過ぎにもう一度外出した頃には、夕日に照らされたドーム焼山と火打のかなり下まで雪が来ていることが見えましたが、私のデジカメはこれが限度です。 

ところで昨25日の希望の党、衆院選後初めての両院議員懇談会を開き、小池百合子代表(東京都知事)は「私の言動によって多くの人を傷つけた」と謝罪し、「国政は国会議員に委ねる」と・・・。さらに「都知事として都政にまい進したい」と述べ、党運営からは一歩引く考えを示していますが、党代表は続投というから首を傾げてしまいます。

その希望の党へ希望を持って比例区で一票を投じた有権者の多さにビックリで、糸魚川市では自民党12,163 がダントツで、第2位が立憲民主党4,891、続いて希望の党3,695、共産党1,860 の2倍ですから驚くばかりです。

いつの世も、戦争や言論統制は“改革者”の顔をした権力者がやってきたことで、かつてのヒトラーも「貧困を救え!若者よ、社会に奉仕しよう!」と、ドイツ国民を煽ってきました。戦前の日本の軍部も政党政治の腐敗を叫びながら、凶作にあえぐ農家を救おうと権力を握り戦争への道に進みました。

今またアベ政権の下で、同じ道を繰り返そうとしていることに気付くことのない国民性を悲しく思いながら、日本の夜明けは新潟から“リベラルこそが希望”を実感です。