すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

新潟6区候補、憲法・原発問題で鮮明な違い

2017年10月16日 | 日々思うこと

選挙戦もいよいよ後半戦に入り、今朝7時のNHKニュースの後は新潟選挙区候補者の政見放送です。とは言っても自民党候補ばかりで、1区から6区の間にアベ首相が何度も登場で、「国を守る」「子どもたちの未来のために」を連発です。

驚いたことに、これまでの政見放送とは大きく違い動画映像と音楽入りのさすが金持ち自民党です。早く終了でその後のNHKは「世界遺産」と「投稿!DO画」のかわいい動物編が8時5分前まで続きました。それにしても無所属候補は同じ供託金を払いながら、政見放送も認められず法定ビラも選挙はがきも制約で、不公平の中での苦しい選挙戦です。

今夜6時半から市内まがたまホールで、「うめたに守総決起集会」が行われました。応援に駆けつけてくださった「市民連合・上越」馬場秀幸共同代表は、「Jアラートを鳴らさないことが政治で、これは戦時中の空襲警報と同じです」と・・・。橋爪法一上越市議は「森友・加計学園問題でどうにもならなくなったので、北朝鮮の力を借りて憲法を改正し、歴史を変えようとしている。戦争は二度と繰り返してはいけない」と、力強い応援演説が続きました。

ところで14日のタイムス紙の「新潟6区立候補者 私の主張、横顔」の最終回で、憲法や原発再稼働についての候補者の違いが鮮明です。新聞見出しの高鳥候補は『憲法に自衛隊明記』で、これは政見放送でも力説、一方の梅谷候補は『9条は平和の象徴』です。

設問⑦「柏崎刈羽原発再稼働に対する姿勢」では、高鳥候補「将来的には原発に頼らないエネルギー政策・・・。何年までか、今のレベルで明言できない。」と具体性に欠けています。梅谷候補「脱原発を目指す。福島事故の原因究明がされない限り、再稼働すべきでない」と明言です。

ところで12日夕方、自民党候補応援でアベ首相の上越入りの新聞記事では、「総理の言われたことを私は断固支持する」と力を込めてと・・・。「う~ん?」6区全域の住民の声よりもアベ首相の言う通りとは何とも情けなく憤りさえ感じます。

自民党の「国を守る。子どもたちの未来のために」を深く考えてみれば、抑止力(軍事力)を増して戦争ができる国、子どもたちの未来のために今は原発を止められないということで、こんな政治でよいのかと有権者が問われている衆院選です。