すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

核兵器廃絶を訴える高校生平和大使と国会

2017年07月24日 | 日々思うこと

世界平和と核兵器廃絶を願う「高校生平和大使」に、今年は県立高田高校1年生の神谷優季さんが選ばれました。スイスジュネーブの国連本部を8月に訪れるという、昨年の渡辺未鳩さんに続く本県唯一の代表です。

二人とも糸魚川市立青海中学校出身で、22日付けタイムス紙によると神谷優季さんは曽祖父が直江津捕虜収容所で働いていたこと、小学5年生の時に日本国憲法を学び憲法9条に興味を持ったことが紹介されていました。

また神谷さんのお母さんとも面識があり、上の孫にタイムス記事を見せると「優季さん、知っているよ」と・・・。何でも学習塾で一緒だったそうで、とても優秀であったことを話してくれ、身近なところでの高校生平和大使をとても嬉しく思います。

梅雨の明けぬ中での天候が気になった土日曜日のおうみ祭りに、上越の孫も泊りがけでやって来て、いとこ同士で夏祭りを楽しんで帰りました。そして静かになった我が家も今日からいよいよ夏休みもモードです。活発な梅雨前線の影響により朝から雨降りで、上の孫は部活動で学校へ、下の孫が8時前に宿題を抱えてやって来ました。

気になる今日の国会、衆院予算委員会閉会中審査のNHK中継に耳を傾けましたが、加計学園問題での政府側の答弁といえば、「記憶にありません」「記録が残っていないのでお答えのしようがありません」と予想通りの展開です。

最もヒドイのは加計学園理事長と政治家になる前から“腹心の友”というアベ首相で、獣医学部新設のことを知ったのは今年1月20日というから「ウソもいい加減に!」と叫びたい気持ちです。これまで加計理事長とはゴルフや会食を何度も重ねており、獣医学部学部申請については知らなかったと主張する首相ですから、一般市民常識では考えられない“腹心の友”です。

さらに自衛隊日報問題での稲田防衛大臣の答弁は自らの正当化に終始で、世界平和を願い将来の夢は難民を助ける仕事に就きたいと言う爽やかな高校生大使と重ね、どうして政治家はこうまでウソで塗り固められているのかと情けなくなります。

写真は本日、衆議院第2議員会館前の「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」でマイクを握るウソのない森ゆうこ参院議員で、明日の参院閉会中審査で加計・森友疑惑を徹底追求です。