すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

糸魚川大火、復興への願いと七夕

2017年07月07日 | 日々思うこと

昨日の午後は、新潟県建築士会糸魚川支部主催の「復興シンポジウム〜木のあるまちづくりを考える〜」に出かけました。基調講演は、防火設計・構造と防火に関する技術・研究開発の桜設計集団の安井昇先生で、「糸魚川らしい町並みを復興できるように、木造防耐火技術の現状と可能性をお伝えしてきたい」と、興味深いお話しが続きました。

木造は燃える、燃えやすいということで、防災に強いまちづくり計画では敬遠されていますが、建築技術を持って対応すればクリアーできるということを研究と検証実験などと合わせての紹介です。特に「燃え抜けにくい建物」と熱く語る講師に、これまでの木造建築についての認識が大きく変わりました。

そして今日は上越市へ、娘とランチの後は高田本町通りの“七夕まつり”を見て回りました。市内30ヵ所余りの幼稚園・保育園の園児らの七夕が雁木通りを飾っています。「どうぶつえんで はたらきたい」という孫の短冊を見つけ、しばし目を細めました。こうした催し物には親だけでなく“じじばば”までもが集まって来るので、街づくりの基本は人と人、特に子どもかなあと感じました。

次に先日オープンしたばかりの蔦谷書店高田西店へ、スーパーに隣接した書店内には花屋さんや日用雑貨など、店舗面積約3300平方mの大型複合書店です。特にジャンル別ブースや陳列方法、いたるところに椅子やテーブル設置で図書館のよう、これまでの書店のイメージが大きく変わりました。上越初出店のタリーズコーヒーでは、購入前の書籍2冊まで持ち込み可能で、すぐ横には子どもカフェもあり驚きです。

旅行コーナーでは「京都」「東京」などと分類で、近くには旅行カバンや魔法瓶ボトルなど、「食/キッチン」では調理具などの必需品を置いています。

店舗設計では子どものスペースにかなりのウエイトで、「仕事中」というペッパークンがお出迎えで、娘から「目を合わせてはいけないよ、話しかけられるから」と・・・。

そして子どもたちが安心して遊べるキッズパークには、滑り台やボルダリングやレゴなど、その空間に目を見張るひと時です。

そういえば丁度一年前は参院選真っ只中で、「選挙は熱伝導・・・」、熱くなってSNSで伝えよう!と書き込みです。森ゆうこ上越選挙事務所の七夕の短冊に候補者が<子どもたちの未来を輝くものに☆☆>と書き、みんなの願いが叶いました。今年は糸魚川大火復興への願いを込めての七夕です。