すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

逝ってしまった後藤はつのさんと日野原重明先生

2017年07月19日 | 日々思うこと

一昨日、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生とも交流があった妙高市赤倉温泉出身で、113歳の後藤はつのさんが5月15日に都内の自宅でなくなっていたことを新聞で知りました。

後藤はつのさんといえば、脳の老化防止にと73歳で油絵を始め、81歳から99歳にかけて100号以上の大作に挑戦し、96歳のとき「明治24年の遠足 苗名の滝」が現代童画展で文部大臣奨励賞を受賞です。

昨年の1月末、大雪の中を友人らと電車を乗り換えて魚沼市の池田記念美術館での個展を観に出かけたことを思い出します。http://blog.goo.ne.jp/suzuki0410/e/d9c36c7b8cd1de4638f5dcd4c04ce813

写真は2010年9月、妙高高原メッセで2回目の個展に臨む107歳の後藤はつのさんで、人生のお手本のような素敵な方でした。

そして昨18日、105歳の日野原重明先生も逝ってしまいました。その功績はあまりにも大きく、晩年には全国の小学校で「いのちの授業」の活動を展開されておられました。子どもたちに、みんなが同じいのちを持っていること、“いのちとは時間”であることを語りかけていたことが心に残ります。

家の近くの道路沿いの“一日花”のムクゲの花が咲き始めました。今年も蕾がいっぱいで、行き交う人たちを楽しませてくれることでしょう。愛犬と共に夏バテ気味の日々の中を、“いのちの時間とつながり”を感じながら、お二人のご冥福をお祈り申し上げます。