すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

歴史を塗り替えた14才の棋士、29連勝達成!

2017年06月26日 | 日々思うこと

注目の藤井聡太四段、今日は午前10時から竜王戦決勝トーナメントで、10代同志の対決です。夜9時からのNHKニュースでは、「ひふみん」こと加藤一二三九段や師匠の杉本昌隆七段も登場の解説付きです。9時25分頃に増田康宏四段に91手で勝ち、公式戦連勝記録を30年ぶりに塗り替る歴代単独1位の29連勝を達成です。

史上最年少棋士で昨年12月のデビュー戦から無敗の藤井四段は、4才の時におばあちゃんと将棋教室へ、5才の時におばあちゃんが買ってくれた「NEWスタディ将棋」(くもん出版)で本格的に・・・。対局後のご本人はいつも落ち着き平常心ですからスゴイ少年で、師匠の杉本七段も驚く強さで「昔から技術指導の必要はなく、常に進化し努力をしてきた」と語っています。

将棋はこれまで中高年男性の娯楽というイメージが強かっただけに、今では女性週刊誌にも登場で新しい時代への変わり目を感じます。ところで今日の藤井四段、終盤に「角」二つをうまく使って攻めたことが勝因のようで、私も孫を相手にまたやろうかなあと(笑)・・・。

週末に山形を旅行した親戚から、さくらんぼのお土産をいただきました。初物の「佐藤錦」は宝石のようで、仏壇に少し供えて残りは美味しくいただきました。

先週末に図書館から借りてきた青海町史「その生活と発展」は、1966年に10数名の編さん委員により、江戸時代にさかのぼっての青海村だけでなく、お隣りの糸魚川藩から広く高田藩までを詳細に残しています。東京電力の「地元」という地域限定の認識の狭さとは比較にならない重厚さです。

続編「新生への歩み」は1973年編さんで、大正から昭和45年(1970年)の記述が主で、特に終戦(昭和20年)以後に重点が置かれています。無尽蔵の石灰山、黒姫山とともに反映してきた村から町への歴史で、貸し出し一週間ではとても読みきれる内容ではないので、いったん返却してまた続けてと・・・。でも将棋をやり出すと時間が足らないこと確実ですが、その前に孫が相手をしてくれるかとチョッと心配の終日です。