すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

将棋界と夏至の変わり目と従順な議員たち

2017年06月21日 | 日々思うこと

今日は夏至、この日を境に地球上の太陽の高さが変わり、エネルギーの流れが最も大きく変わる日とも言われています。北陸地方は平年より遅い梅雨入りで、朝から大きな植木鉢もひっくり返える強風で、糸魚川市では最大瞬間風速26.2メートルの突風で身体もふらつき帽子も飛ばされ、北陸新幹線や大糸線もストップです。

このところ「共謀罪」などの国会の動きに注視ですが、関心のあることの一つが将棋界で、プロ棋士デビュー史上最年少の中学3年生の藤井聡太くんの公式戦負け知らずに驚くばかりです。先日も東大生の学生チャンピオンの藤岡隼太さんを相手に勢いは止まらず27連勝です。偶然にも二人の名前の二文字に「藤」と「太」で、藤岡隼太さんは対局後に藤井四段に「畏敬の念を持っています。尊敬しています」と・・・。

そして今日の王将戦で、藤井四段は澤田真吾六段(25)に99手で勝ち、歴代最多記録の28連勝で、藤井四段は「まだまだ実力が足りない。精進したい」と謙虚です。新記録がかかる26日の竜王戦決勝トーナメントには「気を引き締めて臨みたい」と・・・。お母さんも「好きなことを見つけ、集中してもらうために何ができるか、いつも考え、特別なサポートをしていない」と自然体です。

またデビュー戦での対局の「ひふみん」こと将棋界のレジェンド、加藤一二三九段(77)が昨日、高野智史四段(23)に敗れて62年10カ月に及ぶ現役生活に終止符です。世代交代の波は将棋界だけでなく、スポーツなどあらゆる分野でどんどん進んでいますが、時間が止まったような世界は今や国会だけでなく地方議会でも同じようです。

糸魚川市議会もご他聞にもれず、4月の選挙で4期目の米田市長を支え支えられて当選した自民党市議らの6月定例会「一般質問」から“従順”なパフォーマンスが伝わり、こちらは変わりようがありません。

写真は庭のツツジで、今まで松の木の陰になってあまり咲かなかった花が今年はいっぱいです。その奥の日陰の所の白いツツジも咲き出しているので、こういう変わり目もあるのかと目を見張る夏至の日です。

共謀罪が可決成立した15日、脳科学者の茂木健一郎さんのブログは「従順さの罠」で、議員一人ひとりの資質の問題を綴っています。https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/8341423.html