すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

自然の美しさと脅威と原発と・・・

2014年10月27日 | 日々思うこと

昨日曜日は風もなく穏やかな天気に恵まれて、アウトドアで久しぶりに美山公園へ下の娘たちと出かけました。先ずは相馬御風さんの石碑がある方へ・・・、深まりゆく頚城の山々がきれいです。写真を撮ってからファッサマグナミュージアム方面へ移動・・・、同館は来年3月までリフォームのために休館ですが、周辺の公園では家族連れの姿も多く、私はドングリや落ち葉拾いを楽しみました。

戦後最悪の火山災害で、いまも6人が行方不明となっている御嶽山(3067m)の噴火から今日で1カ月になりました。楽しみで出かけたはずの山で尊い命を失うという悲しい出来事で、今朝7時のNHKニュースでは山を愛した友人を亡くした方と、生前に株分けをしてもらったという白い大文字草が何度も写し出されていました。この大文字草は春の雪割り草よりも育てやすく、ピンク色の鉢に続いて白い可憐な花が咲き出しました。

また今日は木枯らし1号が聞かれ、昨日とは打って変わって朝から気温も低く冷たい雨降りです。こうも寒くてはいよいよストーブの出番ですが、我が家では昨年から灯油の使用をやめ、ガスストーブとエアコンにしました。そんなことで日増しに電気使用量も多くなりますが、これも寒い雪国の宿命ですね。そんな中での東京電力、柏崎刈羽原発の再稼働や電気料金の再値上げがなくても、通常の事業活動によるもうけを示す経常利益が黒字というニュースにビックリです。2年連続で1,000億円を越す黒字で、電気料金の再値上げを検討という経営姿勢に呆れてしまいます。

そして小渕優子経済産業相の辞任により、21日に就任した宮沢洋一経済産業省、エネルギー行政のトップが所管対象にある東京電力の600株の保有者というから、安倍首相の目はたしかなのでしょうか。さらに東京電力は福島第1原発の建屋周辺の井戸「サブドレン」の地下水の水質が、井戸の1本で放射性セシウムの濃度が1リットル当たり46万ベクレル検出と発表です。昨年11月の前回調査から920倍に上昇しており「サブドレン」では過去最高の数値で、これでコントロールされていると平気でウソをつく安倍首相、国民はどこまでだまされ続けるのでしょうか。

ところで土曜日のブログアクシデントはその後、「いちよう」さんのアドバイスで画像アップがうまくゆき“持つべきものは友”の思いです。お忙しい中をありがとう!