すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

ノーベル物理学賞、怒りを前向きなエネルギー原に

2014年10月08日 | 日々思うこと

ノーベル物理学賞に名城大学の赤崎勇終身教授(85)、名古屋大学の天野浩教授(54)、米カリフォルニア大学の中村修二教授(60)の3氏が受賞という嬉しいニュースです。青色発光ダイオードLEDの研究開発というから生活の中で身近な存在だけに、昨夜に続いて今夜も会見などに耳を傾けました。特に米国籍の中村氏は、研究の原動力について「アンガー(怒り)だ。今も時々怒り、それがやる気になっている」との会見です。青色LED開発後、当時勤めていた日亜化学工業(徳島県)と特許を巡り訴訟に至った経緯に触れながら、怒りを前向きなエネルギー源に転換してきたと強調です。

色の三原色は、赤+青+黄で黒になりますが、光の三原色では赤+青+緑で白になり、この青色LEDは実験中の失敗で偶然に生まれたというので驚きました。また中村氏は研究効果について、「LEDの省エネルギー技術で、温暖化の緩和に役立つ。太陽光パネルとLEDがあれば安上がりに途上国でも利用できる」と語っていることが印象的でした。

秋本番の季節になるとあちこちでセイタカアワダチソウの黄色い花が目に付きます。オオキンケイギクやブタクサに劣らぬ繁殖力で年々各地に蔓延っています。植物に限らず外来種はその撲滅にしっかりと取り組まないと、日本中の在来種が絶えてしまいそうです。前年の種が拡散し家の近くのまだ小さいセイタカアワダチソウを、犬のリードを持ちながら根を抜いて歩いていますが、これが意外と簡単に根っこから抜くことができ、アケビの花籠に飾ってみました。さてこのセイタカアワダチソウ、罪のない黄色い花は何か役に立つとよいのですが・・・。

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のところの冷え込みで温かい飲み物がほしくなり、電気ポット「Tーfal」の本格的な出番です。実は今まではガスで沸かしていたお湯も、恥ずかしながらそそっかしい上にPCオタクで何度も止め忘れて野田ホウロウの高級ヤカンまで焦がす始末です。娘たちも「これでは危ない」と言い出して、3年ほど前から「Tーfal」が気に入って重宝しています。

そして今宵は約3年ぶりの皆既月食です。孫たちはサッカーの練習に出かけ、私一人で7時半を過ぎたあたりから外へ出てみると、お向かいさんはデジカメ持参です。ピークは8時頃で東の空に神秘的な赤い月を見ることができました。8時半を過ぎると赤い月はまた元の黄色になって、その後は雲に隠れてしまいました。そんなことで今夜は“赤青黄色”の書き込みです。