北野屋・ランチ・ソースかつ丼

北野屋の正式名称は、「北野屋精肉店」。
伊那市通り町の裏通りにあります。
私が子供の頃、北野屋のコロッケやメンチカツはご馳走で、良く母親に頼まれて買いに行っておりました。
その北野屋も現在は、料理店中心営業へと変わっています。
夜に、お座敷宴会ですきやきとか、会席料理は食べたことがあるのです。
しかし、ランチ時に入店するのは初めて。
緊張いたしました。







１階入口を入ると受付があり、メニューを見ながら、ここで注文とお金を払います。
メニューは、お肉屋さんらしく、ほぼ全部が肉系料理。
焼肉定食が７００円（税込み）で食べられますよ。
私は、「ソースかつ丼定食」を注文。
（メニュー表記は“カツ丼定食”とシンプル）
なんと税込み８００円。
お肉屋さんのソースかつ丼---期待が膨らみます。
水やお茶は、セルフサービスです。
お店の人が現れるのは、受付時と配膳時のみ。
あとは、まったく無人で客だけの世界となります。







さて、お盆が運ばれて来ましたよ。
ソースかつ丼・生野菜サラダ・漬物・味噌汁のセットです。
かつ丼、分厚いロースかつがフタからはみ出しています。
この分厚いかつ片が、１０切れくらいあるでしょうか。
程よく脂が乗っていて、ジューシーそのもの。
このままでは、ご飯が食べられないので、フタにかつ片を退避。
おおっ！
キャベツの千切りが、ご飯に敷いてありません。
私が知る限りでは、「コーヒー館プリンス」の「ソースかつ重」以来の衝撃です。
かつを１切れパクリ。
う、旨い---柔らかい---。
肉はモチモチでジューシー、脂はコクがあって美味し過ぎます。
しかも、衣が揚げ立ててサクサク。
また、醤油を感じる和テーストのソースだれが、ムチャクチャ美味。
みりん？の照りも堪らんです。
食べ進んでも、まったく飽きが来ません。







伊那・駒ヶ根地域のソースかつ丼ランキング（私独自）で５本の指に入る名丼です。
どうして、もっと早く訪問しなかったのでしょう。
後悔です。


精肉も扱っています。お値段が安い！


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