気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

サウンドマーケット

2014-07-17 19:56:19 | 昭和レトロ
昨日、ラジオをクルマの中で聴いていたら、原田知世の「時をかける少女」が流れていました。
同名の映画が公開されたのが、昭和58年(1983年)。
私が上京した年であります。
東京の三鷹で1人暮らしを始めたのが、昭和58年の3月です。
三鷹市内の特定郵便局を週替わりで訪問して、窓口業務の修行をしていました。
自転車通勤で、帰りにスーパーや商店街に寄り食材を買って、自炊していました。
手取りの給料が10万円で、家賃が4万円だったため、贅沢は出来ませんでした。

最初の年は、東京の熱帯夜に悩まされ続けました。
私が持っているのは、扇風機のみ。
熱風しか出ない扇風機では、暑くて眠れません。
かと言って、エアコンを買う金などありません。
最初の年の6月はボーナスも無いですからね。
毎日寝不足で、本当に参りました。
9月の初旬には、寝不足と疲労で倒れました。マジで。
翌年、窓用エアコンをやっと買えました。

余談が長くなりました。
高校生の頃からラジオの歌番組が大好きで、良く聴いていました。
上京したら、東京のラジオ局の多さに驚いたものです。
中でも、民放のFM局「FM東京」(当時の呼称)は新鮮でしたね。
長野県には、あの頃、NHKFMしかなかったですから。
FM東京のお気に入りは、午後10時からの「サントリー・サウンドマーケット」(月~金曜日)。
喜多郎のシンセサイザーのテーマ曲が、ステレオで心地よく響いて来ます。
そして、小林克也のナレーションで「サントリー・サウンドマーケット」とタイトルコール。
この小林克也の英語の発音がむちゃくちゃ格好良くてね。
でも、司会は別の女性(金子晴美・西田珠美)でした。

サントリー・サウンドマーケットテーマ曲

サウンドマーケットで、今でも印象に残っている曲が、時をかける少女でした。
「へー原田知世って、歌も歌うんだ~」。
しかも透き通った綺麗な声です。
ステレオ放送だから尚更感じました。
そう、時をかける少女という曲は、サウンドマーケットで初めて聴いたのでありました。
毎日、この10時からの1時間は至福の時間でしたね。

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 伊那情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野県情報へ
にほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする