気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

悲しい通夜

2011-03-19 21:09:41 | 日記
一昨日、私の勤める生命保険会社の上司がお亡くなりになりました。
この方は、4年前、富山支社長の時に食道ガンを発病され、以来入退院を繰り返していました。
1回目の退院後は、松本支社付きになり、次長や部長を務めていました。
なぜか、私を可愛がってくださり、伊那営業所に来るたびに一緒に昼食をとる仲になっていました。
それもラーメン。
色んな店に行きましたよ。
以前、このブログで紹介したラーメン屋の多くは、この上司と一緒に行ったものです。
伊那市内はもちろん、南箕輪村とか旧長谷村の分杭峠、諏訪にも一緒に行きました。
楽しかったですね。
3ヵ月前に、伊那営業所の朝礼に来てくださり、「ガンが脳に転移して放射線で治療した…」と
その体験談を生々しく語ってくれた時もまだ笑顔でした。
今年の1月に来た時は、「私の余命は1年だったのにもう3年も生きている…」といつも言わないような事を言っていました。
来週から、また入院するとも…。
以来2ヵ月、上司は伊那に来る事はありませんでした。
そして、昨日の朝礼で、容態が急変して亡くなった事を知らされました。
今日はお通夜。
ご自宅のある諏訪に、社員の有志で行ってまいりました。
棺には、上司が確かに納まってはいましたが、どうしても死を受け入れる事が出来ませんでした。
ご遺族の挨拶で、「享年46歳」と言っていました。
えっ、私と同い年?
3年も付き合っていて、全然知りませんでした。
懐が深くて、凄い部下思い…私は完全に50歳以上だと思っていました。
私の幼稚さが恥ずかしくなりました。
と同時に、もっと身近な話題で下世話な話題で、話しておけば良かった…と後悔しています。
地家部長、私はこんなに人の死で泣いたのは久しぶりです。
せめてもう1回お会いして、話がしたかった…。食事がしたかった…。
合掌。

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