ラオスから帰国しました

深夜便でハノイから帰国しました。飛行機の中でゆっくり寝ようと思ったら、なんと４時間半で成田着。ほとんど寝ていないので、今日の本会議は睡魔との闘いになってしまった。国会は重要会議が同時刻に何重にも重なってしまい、どの会議も出席者が極端に少ない。これじゃあな、とは思うがともかく出席者が複数になったら始めてしまう感じだ。予算も通過したのに、なぜこんなに忙しいのかと同僚議員がぼやいている。そりゃそうだ。老朽化して水漏れする船をともかく応急措置で必死に穴をふさいでいるような毎日だ。
ラオスでは、正月明けの業務開始一番に外務大臣や国会副議長などと面談することができたし、大使館の尽力でダム・人材育成センター・浄水場と三か所も視察することができて、強行軍で短時間だったが、実り多い訪問だった。４０年前に造られたダムがしっかりとラオスの電力を供給していた。いまや曲がり角にある経済協力でありODAだが、ラオスの皆さんが日本の援助のことを心から感謝しているのはあるい意味で嬉しい驚きだった。それだけ日本の援助に参加した先人の苦労と努力がすばらしかったということだろう。